JP1 Version 9 JP1/IT Desktop Management 運用ガイド

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17.7 ioutils importfield (追加管理項目の設定のインポート)

追加管理項目の設定をインポートするioutils importfieldコマンドについて説明します。

機能

XMLファイルから追加管理項目をインポートします。インポートできるファイルは、追加管理項目をエクスポートしたファイルです。

このコマンドでは、インポートによる項目の追加だけができます。項目の変更または削除はできません。エクスポートによってバックアップしていた追加管理項目を、障害対応や環境移行でリストアするときに使用してください。

なお、このコマンドは管理用サーバ上で実行してください。

形式

ioutils△importfield△-import△インポートするファイル名

引数

-import△インポートするファイル名
インポートするXMLファイル名を、259バイト以内の絶対パスで指定します。

格納先

JP1/IT Desktop Managementのインストール先フォルダ\mgr\bin\

JP1/IT Desktop Managementが提供するコマンドプロンプトを使用すると、実行ファイルの格納先を指定しないでコマンドを実行できます。

実行権限

Administrator権限を持つユーザーで実行してください。

管理用サーバのOSがWindows 7、Windows Server 2008の場合、権限を昇格する必要があります。

注意事項

戻り値

ioutils importfieldコマンドの戻り値を次の表に示します。

戻り値 説明
0 コマンドが正常に終了しました。
11 コマンドの引数の指定形式に誤りがあります。
12 指定されたフォルダが不正、ディスク容量が不足、またはフォルダがありません。
31 ほかのコマンドを実行中です。
51 コマンドの実行権限がありません。
54 管理用サーバがセットアップされていません。
80 インポートするファイルの形式が不正です。
101 メモリ不足、またはそのほかの要因でコマンド実行に失敗しました。
120 データベースのアクセスエラーです。
150 そのほかのエラーでコマンドの実行が中断しました。

使用例

C:\temp\にエクスポートしたhardexportfield.xmlをインポートする場合のコマンドの使用例を次に示します。

ioutils importfield -import C:\temp\hardexportfield.xml

関連リンク

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