JP1 Version 9 JP1/IT Desktop Management 運用ガイド

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16.4 データベースを再編成する

データベースマネージャを使用して、データベースを再編成する手順について説明します。

参考
データベースを再編成するためには、管理用サーバを停止する必要があります。このため、管理用サーバを使用しない曜日、時間などを考慮して実施してください。
参考
データベースの再編成に掛かる時間は、ディスク性能に依存します。サーバの内蔵ディスクを使用した場合は、1時間30分程度掛かります。進捗状況は、処理中を示すダイアログに経過時間が表示されるので、この時間を目安にしてください。

  1. データベースマネージャの[メンテナンス]にある[再編成]ボタンをクリックします。
    [データベースの再編成]画面が表示されます。
    [図]
  2. 再編成する範囲を選択します。

    [全体]を選択した場合 
    データベースが保持しているすべての情報が再編成の対象になります。

    [再編成の範囲を選択]を選択した場合 
    再編成したい項目をチェックしてください。各項目別にデータベース領域の使用率が表示されます。なお、使用率が80%以上の項目は、自動的にチェックされます。
  3. 作業用フォルダを指定します。
    [作業用フォルダ]にデータベースの再編成で使用する作業用フォルダを指定します。
    注意
    [作業用フォルダ]には、30ギガバイト以上の空き容量があるローカルドライブ上のフォルダを指定してください。ネットワークドライブ上のフォルダを指定すると、再編成に失敗します。また、クラスタ構成の場合は、共有ディスクのフォルダを指定してください。
    以前にデータベースを再編成した場合、前回指定した作業用フォルダが表示されます。
    作業用フォルダを直接指定するときは、150文字以内で半角英数字、半角スペース、および次に示す半角記号を使用してください。
    「#」、「(」、「)」、「.」(ピリオド)、「@」、「¥」
    デフォルトは、次に示すフォルダが設定されています。
    All User プロファイルのアプリケーションデータフォルダ\Hitachi\jp1itdmm
  4. [実行]ボタンをクリックします。
    再編成が完了するまで、進捗状況を示すダイアログが表示されます。

再編成が完了します。

参考
データベースの再編成は、reorgdbコマンドでも実行できます。reorgdbコマンドについては、「17.23 reorgdb(データベースの再編成)」を参照してください。

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