JP1 Version 9 JP1/IT Desktop Management 運用ガイド
サイトサーバの操作ログを検索する場合、操作ログのインデックス情報が利用されます。このため、サイトサーバのデータベースに障害が発生して、操作ログのデータとインデックス情報が不一致になったり、インデックス情報が破損したりしたときは、サイトサーバに格納されている操作ログを正しく検索できなくなります。
このような場合は、サイトサーバで操作ログのインデックス情報を再作成することで、サイトサーバに格納されている操作ログを正しく検索できるようになります。
- サイトサーバでrecreatelogdbコマンドを実行します。
操作ログのインデックス情報が再作成され、操作ログを正しく検索できるようになります。
注意
- recreatelogdbコマンドの実行中はサイトサーバが停止するため、その間に発生した操作ログ(不審と見なす操作を含む)は、コマンド実行が完了するまで確認できません。recreatelogdbコマンド完了後、サイトサーバを開始したタイミングで、操作ログのインデックス情報の作成を開始します。インデックス情報の作成中はサイトサーバの負荷が高くなるため、操作ログのデータ量によっては、作成が完了するまでに数日掛かることがあります。また、インデックス情報の作成中に発生した操作ログは、インデックス情報の作成が完了するまで確認できないため、不審と見なす操作の検知が遅れるおそれがあります。これらの事項の影響を考慮してrecreatelogdbコマンドを実行してください。
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