JP1 Version 9 JP1/IT Desktop Management 運用ガイド
コンピュータからコントローラに接続要求を出すには、リクエスタウィザードを利用します。
注意
- リクエスタウィザードは、エージェント導入済みのコンピュータだけで利用できます。
注意
- コントローラに接続要求を出してリモートコントロールを開始する場合、コントローラ側でリクエストサーバが起動されている必要があります。リクエストサーバの起動方法については、「7.7.12 リクエストサーバを開始または停止する手順」を参照してください。
参考
- リクエスタウィザードでは、ウィザードの設定内容をファイルにエクスポートできます。複数のコンピュータから、同じコントローラに接続要求を出す場合、エクスポートした設定ファイルを各コンピュータでインポートすると素早く設定できて便利です。
- リクエスタウィザードを起動します。
Windowsの[スタート]メニューから[すべてのプログラム]-[JP1_IT Desktop Management - Agent]-[リモコンエージェント]-[リクエスタウィザード]を選択してください。
リクエスタウィザードが起動します。- 接続先のコントローラを指定して、[次へ]ボタンをクリックします。
参考
- あらかじめリクエスタウィザードの設定内容をエクスポートしている場合、[設定情報をインポート]ボタンをクリックしてインポートすることで、ウィザードの内容を一括設定できます。
- コントローラの応答に対する動作を設定して、[次へ]ボタンをクリックします。
- 接続要求時にコントローラ側に表示するメッセージを設定して、[次へ]ボタンをクリックします。
- ウィザード完了後の動作を選択して、[完了]ボタンをクリックします。
参考
- [エクスポート]ボタンをクリックすると、ウィザードの設定内容をファイルにエクスポートできます。
設定した内容に従って、コントローラに接続要求を出します。コントローラ側で接続が許可されると、リモートコントロールが開始されます。
コンピュータからコントローラに接続要求を出すと、コンピュータのタスクバーにアイコン(
)が表示されます。このアイコンが表示されている間は、接続要求を出し続けていることを意味します。
参考
- エージェントでは、アドレス認証(許可コントローラ)とユーザー認証(ユーザーIDおよびパスワード)の2種類の認証情報を設定できます。しかし、接続要求を基にコントローラから接続されるときに使用されるのはユーザー認証だけです。
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