JP1 Version 9 JP1/IT Desktop Management 構築ガイド
ネットワーク監視構成システムを構築するには、まず基本構成システムを構築し、そのあとでネットワークセグメントごとにネットワークモニタを有効にします。
- 基本構成システムを構築します。
- 操作画面からネットワークの探索を実行し、組織内のすべての機器を発見します。
- ネットワーク制御リストで、ネットワーク接続を許可するかどうかの設定が正しいかを確認します。
参考
- ネットワーク接続を許可しない機器があった場合は、その機器のネットワーク接続を許可しない設定にしてください。
- 操作画面から、各ネットワークセグメントのネットワークモニタ機能を有効にします。
表示されるダイアログで、ネットワークへの接続を許可するネットワークモニタ設定を選択してください。ネットワーク監視構成システムの構築が完了します。
なお、この手順で構築したシステムでは、新規にネットワーク接続した機器を検知することはできますが、自動的に遮断することはできません。新規にネットワーク接続した機器を自動的に遮断したい場合は、システム構築完了後に、次の設定をしてください。
- 新規にネットワーク接続した機器を自動的に遮断する
- 発見した機器のネットワークへの接続を許可しないように指定したネットワークモニタ設定を、その設定を反映したいネットワークセグメントに割り当ててください。
参考
- セキュリティに問題がある機器のネットワーク接続を自動的に遮断することもできます。この場合は、セキュリティポリシーのアクション項目にあるネットワーク接続制御の設定で、セキュリティ状況の判定結果に応じたネットワーク接続の制御を設定してください。
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