JP1 Version 9 JP1/IT Desktop Management 構築ガイド
管理者は、インストールセットのデータを媒体(CD-RやUSBメモリ)に書き込みます。そして、その媒体を利用者に配布します。利用者は、配布された媒体を使用してエージェントをインストールします。
- メリット
- Webページにセキュリティ管理用のページを作成したり、共有フォルダの環境を作成したりする必要がありません。この方法は、エージェントをインストールするコンピュータの台数が少ない場合に有効です。また、ネットワークの通信速度が遅い場合に、ネットワークに負荷をかけないでエージェントをインストールできます。利用者のコンピュータを構築するユーザー専用に、エージェントのプログラムを保持できることにもなります。
- デメリット
- 必要な枚数分だけデータを媒体に書き込んで利用者に配布する必要があるため、展開に時間が掛かります。
CD-Rの場合を例に、媒体を配布してエージェントをインストールするイメージを、次の図に示します。
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