JP1 Version 9 JP1/IT Desktop Management 構築ガイド
組織内の機器を把握したら、どのコンピュータにエージェントを導入するか、どのような方法でエージェントを導入するかを検討します。
組織内で利用されているコンピュータのうち、JP1/IT Desktop Managementによるセキュリティ管理やソフトウェア配布の対象としたいコンピュータにエージェントを導入します。
エージェントを導入したコンピュータは、自動的にJP1/IT Desktop Managementの管理対象になります。コンピュータを管理対象にするとJP1/IT Desktop Managementのライセンスが消費されるため、ライセンス数を考慮して、エージェントを導入するコンピュータを決定してください。
参考
- 管理用サーバをセキュリティ管理の対象にする場合、利用者のコンピュータと同様にエージェントをインストールします。
エージェントの導入方法には、手動でインストールする方法と自動でインストールする方法があります。
どのインストール方法を選択するかは、インストールする際に重視するポイントによって異なります。各方法を確認して、ご使用の環境に合ったインストール方法を決定してください。
- エージェントを手動でインストールする
- まずインストールセットを作成します。その後、インストールセットを利用してコンピュータにエージェントをインストールします。手動でインストールするには、次の7種類の方法があります。
- Webサーバでエージェントを公開する
- ファイルサーバでエージェントを公開する
- エージェントインストール用の媒体(CD-RやUSBメモリ)を配布する
- メールの添付ファイルでエージェントを配布する
- ログオンスクリプトを利用してエージェントをインストールする
- ディスクコピーでエージェントをインストールする
- エージェントを提供媒体からインストールする
- エージェントを自動でインストールする
- 管理用サーバから各コンピュータに対して、エージェントを自動で配信します。自動でインストールするには、次の2種類の方法があります。
- 探索と同時にエージェントを自動配信する
- エージェント未導入のコンピュータに個別配信する
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