JP1/NETM/Audit 構築・運用ガイド

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13.4　動作定義ファイル

動作定義ファイルは，監査ログ収集対象サーバ上の監査ログを収集するためのログファイルトラップ機能を起動するときに必要となるファイルです。

ここでは，動作定義ファイルの格納先について説明します。書式や定義内容はJP1/Baseのログファイルトラップ機能の場合と同様です。書式，定義内容，および指定例の詳細については，マニュアル「JP1/Base 運用ガイド」を参照してください。

JP1/NETM/Audit - Managerで標準サポート外となっているプログラムの場合でも，動作定義ファイルとあわせて，正規化ルールファイル，製品定義ファイル，および監査ログレポート定義ファイルを作成することによって，監査ログを管理・収集できるようになります。

標準サポート外のプログラムから監査ログを収集する方法については「5.6.2　標準サポート外のプログラムを収集対象とするための準備をする」を参照してください。なお，標準サポートしているプログラムの動作定義ファイルは編集しないでください。

＜この節の構成＞
(1)　ファイル名および格納先

(1)　ファイル名および格納先

動作定義ファイル名を次の表に示します。これらのファイルは削除しないでください。なお，動作定義ファイルを格納するフォルダは「JP1/NETM/Audit - Managerのインストール先フォルダ\conf\logdef」です。

表13-14　動作定義ファイル名

項番 収集対象 ファイル名
1 Collaboration admjevlog_Collaboration.conf
admjevlog_Collaboration-FileSharing-Webdav.conf
2 Cosminexus admjevlog_Cosminexus.conf
3 HiRDB admjevlog_HiRDB.conf
4 Hitachi Storage Command Suite（HP-UX） admjevlog_HitachiStorageCommandSuite(HP-UX).conf
5 Hitachi Storage Command Suite（Solaris） admjevlog_HitachiStorageCommandSuite(Solaris).conf
6 Hitachi Storage Command Suite（AIX） admjevlog_HitachiStorageCommandSuite(AIX).conf
7 Hitachi Storage Command Suite（Linux） admjevlog_HitachiStorageCommandSuite(Linux).conf
8 JP1/AJS2 admjevlog_JP1_AJS2.conf
9 JP1/AJS3 admjevlog_JP1_AJS3-host.conf
admjevlog_JP1_AJS3-schedule[01-20].conf※1
10 JP1/Base admjevlog_JP1_Base.conf
11 JP1/ITRM admjevlog_JP1_ITRM.conf
12 JP1/NETM/Audit - Manager admjevlog_JP1_NETM_Audit-Manager.conf
13 JP1/NETM/Audit - Managerの監査ログ管理画面（Web） admjevlog_JP1_NETM_Audit-ManagerWeb.conf
14 JP1/NETM/CSC - Agent admjevlog_JP1_NETM_CSC-Agent.conf
15 JP1/NETM/CSC - Manager admjevlog_JP1_NETM_CSC-Manager.conf
16 JP1/NETM/CSC - ManagerRemoteOption admjevlog_JP1_NETM_CSC-ManagerRemoteOption.conf
17 JP1/NETM/DM admjevlog_JP1_NETM_DM.conf
18 JP1/NETM/DM Client admjevlog_JP1_NETM_DM-Client.conf
19 JP1/NETM/DM Manager admjevlog_JP1_NETM_DM-Manager.conf
20 JP1/NETM/NM admjevlog_JP1_NETM_NM-Manager.conf
21 JP1/PFM admjevlog_JP1_PFM.conf
22 JP1/秘文 admjevlog_JP1_HIBUN.conf
23 OpenTP1 admjevlog_OpenTP1.conf
24 TRUST E2 admjevlog_VOS3_TRUST.conf
25 uCosminexus Portal Framework admjevlog_CosminexusPortalFramework.conf
26 UNIXシステムログ admjevlog_UNIX_System_Log.conf
27 XDM/BASE E2 admjevlog_XDM.conf
28 活文 NAVIstaff admjevlog_NAVIstaff.conf
29 標準サポート外のプログラム admjevlog_製品名称※2.conf

注※1
admjevlog_JP1_AJS3-schedule01.conf〜admjevlog_JP1_AJS3-schedule20.confのファイルを表します。

注※2
監査ログを出力する収集対象プログラム名です。ここで指定した製品名称を製品定義ファイル名として使用します。ただし，製品名称に「/」が含まれる場合は，「_」に置き換えた製品名称を指定してください。動作定義ファイル名に使用できる文字を次に示します。
  • 半角英数字
  • 「\」「:」「*」「?」「"」「<」「>」「|」「△（半角スペース）」以外の半角記号
また，正規化ルールエディタで正規化ルールを定義した場合，製品名称は製品情報のプロダクト名と一致させてください。製品情報の詳細については，マニュアル「JP1/NETM/Audit 正規化ルール定義ガイド」を参照してください。

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