JP1/NETM/Audit 構築・運用ガイド
機能
データベースを再編成します。Administrator権限を持つユーザで実行してください。
形式
admdbrorg [△-w△作業用フォルダ]
[△-y]
コマンドを実行できるサーバ
- JP1/NETM/Audit - Managerをインストールしたサーバ
格納先フォルダ
JP1/NETM/Audit - Managerのインストール先フォルダ\bin
引数
-w△作業用フォルダ
データベースの再編成時に使用する作業用フォルダをフルパスで指定します。
次のことに注意してください。
- ローカルディスク上のパスを指定してください。ネットワークドライブ上のフォルダは作業用フォルダとして使用できません。
- 作業用フォルダには,NTFS上のフォルダ名を指定してください。FAT,FAT32上のフォルダ名を指定した場合,環境によっては,ファイルシステムの制限によって処理に失敗する場合があります。
- 十分な空き容量があるディスクのフォルダを指定してください。
指定したフォルダが存在しない場合,コマンド実行時に作成されます。
なお,この引数を省略した場合,JP1/NETM/Audit - Managerのインストール先フォルダ\db\tmpが作業用フォルダとして設定されます。
-y
確認メッセージの出力を省略して,コマンドの実行と同時に処理を開始したい場合に指定します。
この引数を省略した場合,コマンドを実行すると確認メッセージが表示され,メッセージに応答するまで処理が実行されません。実行する場合はYまたはyを,実行を中断する場合はNまたはnを入力してください。
注意事項
- このコマンドを実行する前にJP1/NETM/Audit - ManagerのサービスとWorld Wide Web Publishing Serviceサービスを停止してください。JP1/NETM/Audit - Managerのサービスの動作中にコマンドを実行した場合,サービス動作中を示すメッセージが表示され,コマンドの実行は中断されます。停止するJP1/NETM/Audit - Managerのサービスの詳細は「10.1.1 データベースマネージャの起動方法」の手順1を参照してください。
- このコマンドを実行して正常終了しなかった場合,データベースが不整合な状態になり,使用できなくなる場合があります。そのため,事前にデータベースのバックアップを取得してください。
- このコマンドの実行時間は,データベースのサイズと格納されているデータ量に依存します。
戻り値
戻り値 説明 0 コマンドの処理が正常に終了しました。 1 コマンド引数の指定に誤りがあります。 2 コマンドの実行権限がありません。 3 同一マシン上で,すでにほかのデータベース管理コマンドが実行されています。 4 ユーザによってコマンド実行が中断されました。 6 JP1/NETM/Audit - Managerのサービスが動作しています。 99 その他のエラーが発生しました。
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