JP1/NETM/Audit 構築・運用ガイド
監査ログ管理画面で必要な条件を指定して,監査ログ管理データベースに収集された監査ログを集計できます。
例えば,次のような条件で監査ログを集計します。
- ログインに失敗したログを集計する。
- ここ一年間に収集されたJP1/NETM/DMのログの数を集計する。
- 指定した期間内にパスワード変更が何回実施されたかを集計する。
なお,指定した集計条件を集計パターンとして保存できます。集計パターンとは,監査ログを同じ条件で何度も集計するために保存してある集計条件のことであり,同じ集計条件を設定する手間を省くことができます。
作成した集計パターンは,統計パターンとしても使用できます。統計パターンの詳細については「7.5.4 監査ログ統計パターンの設定」を参照してください。
監査ログの集計結果は画面上に表示したり,ファイルに出力したりできます。また,集計した監査ログは,集計結果のグラフで見やすく表示することもできます。
監査ログの集計は,監査ログ集計画面で実行できます。監査ログ集計画面を次に示します。
図7-9 監査ログ集計画面
この節では,監査ログを集計する手順,集計条件として指定できる項目,集計結果の確認方法,および集計パターンの作成方法を説明します。
監査ログ集計画面の各部の名称と使い方については「11.4 監査ログ集計画面」を参照してください。
- <この節の構成>
- 7.4.1 監査ログの集計
- 7.4.2 監査ログの集計条件項目
- 7.4.3 監査ログ集計結果の確認
- 7.4.4 監査ログ集計結果のグラフ表示
- 7.4.5 監査ログ集計パターンの編集
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