JP1/NETM/Audit 構築・運用ガイド
監査ログ収集対象サーバにインストールしたプログラムをセットアップします。なお,このマニュアルでは,クラスタソフトのセットアップについては,すでに完了していることを前提として説明します。
また,ここでは,監査ログ収集対象サーバ上で「共有ディスク上に出力される監査ログ」を収集する場合について説明します。「共有ディスク上に出力される監査ログ」を収集する場合は,監査ログ収集対象サーバで論理ホストをセットアップします。監査ログ管理サーバ上で「共有ディスク上に出力される監査ログ」を収集する場合は,監査ログ管理サーバで論理ホストをセットアップしてください。
「ローカルディスク上に出力される監査ログ」を収集する場合は,物理ホストをセットアップします。物理ホストのセットアップ手順は,通常の監査ログ収集対象サーバのセットアップ手順と同様です。物理ホストは「5.4 監査ログ収集対象サーバのセットアップ」を参照し,セットアップしてください。ただし,クラスタ環境にある監査ログ収集対象サーバからWindowsイベントログを収集する場合で,イベントログの複製機能が有効になっているときは,自ホストのイベントログだけが監査ログ専用イベントデータベースに転送されるように設定してください。または,イベントログの複製機能を無効に設定してください。イベントログの複製機能については,各クラスタソフトのマニュアルを参照してください。
- <この節の構成>
- 6.5.1 セットアップに必要なファイルをインストールする(クラスタ環境)
- 6.5.2 監査ログ収集対象サーバでJP1/Baseをセットアップする(クラスタ環境)
- 6.5.3 JP1/Baseのイベントサービスを設定する(クラスタ環境)
- 6.5.4 論理ホスト環境を設定する
- 6.5.5 監査ログ収集対象サーバでリソースを作成する
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