JP1/NETM/Audit 構築・運用ガイド
フェールオーバーが発生した場合,共有ディスクの接続は,実行系サーバから待機系サーバへ切り替わります。待機系サーバは,共有ディスクに保存されているJP1/NETM/Audit - Managerの情報を基に,実行系サーバから処理を引き継ぎます。
処理を引き継ぐために必要なJP1/NETM/Audit - Managerの情報を次に示します。
- 正規化ルールファイル
- 製品定義ファイル
- 動作定義ファイル
このため,共有ディスクにこれらの情報を保存しておく必要があります。情報を保存するには,JP1/NETM/Audit - Managerのインストール先フォルダ配下にある次の表のフォルダを,共有ディスクに手動でコピーする必要があります。また,共有ディスクにはフォルダとして,「共有ディスク\spool」を作成してください。
共有ディスクにコピーするフォルダについて,次の表に示します。
表6-1 共有ディスクにコピーするフォルダ
項番 フォルダの内容 コピー元 コピー先 1 正規化ルールファイル JP1/NETM/Audit - Managerのインストール先フォルダ\conf\rule 共有ディスク\conf\rule 2 製品定義ファイル JP1/NETM/Audit - Managerのインストール先フォルダ\conf\product 共有ディスク\conf\product 3 動作定義ファイル JP1/NETM/Audit - Managerのインストール先フォルダ\conf\logdef 共有ディスク\conf\logdef
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