JP1/NETM/Audit 構築・運用ガイド
監査ログ収集対象サーバの監査ログ専用イベントサーバに蓄積した監査ログを,監査ログ管理サーバで収集できるように,JP1/Baseのapiファイルを編集します。
apiファイルのファイルパスや設定内容を次に示します。
- apiファイルのファイルパスと設定内容
- ファイルパス
- JP1/Baseのインストール先フォルダ\conf\event\api
- 設定内容
- serverパラメーターを追加して,監査ログ収集対象サーバにある監査ログ専用イベントサーバのIPアドレスとAP用ポート番号を定義します。
apiファイルの設定例について次に説明します。なお,説明する設定例では,次に示す二つの監査ログ収集対象サーバから監査ログを収集することとします。
- Host01
- Host02
設定例の条件を次の表に示します。
表5-18 設定例での条件(管理サーバにあるJP1/Baseのapiファイル)
項番 ホスト名 項目 この例での値 1 Host01 監査ログ専用イベントサーバ名※1 Host01-adm 2 監査ログ専用イベントサーバのIPアドレス 172.16.1.10 3 監査ログ専用イベントサーバのAP用ポート番号※2 24102 4 Host02 監査ログ専用イベントサーバ名※1 Host02-adm 5 監査ログ専用イベントサーバのIPアドレス 172.16.1.20 6 監査ログ専用イベントサーバのAP用ポート番号※2 24102
- 注※1
- 監査ログ専用イベントサーバ名は,監査ログ収集対象サーバのホスト名のあとに「-adm」を付けて設定してください。
- 注※2
- 監査ログ収集対象サーバで設定したポート番号を指定してください。
設定例を次に示します。
- apiファイルの設定例
- apiファイルを次のように編集します。
- serverパラメーターは,デフォルトで記述されている行の下に,次に示す記述を新しく追加してください。
server Host01-adm keep-alive 172.16.1.10 24102 server Host02-adm keep-alive 172.16.1.20 24102
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