JP1/NETM/Audit 構築・運用ガイド

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2.5.2 監査ログの集計

収集した監査ログを監査ログ集計画面で集計し,集計結果を一覧表示できます。また,集計結果をグラフで表示できます。

この機能によって,どのプログラムでどの処理が頻繁に行われているか,どのサーバでどれだけエラーが起きているかなどを集計できます。集計する条件は,処理を開始した日時やプログラム名など,さまざまな条件を指定できます。監査方法に合わせて任意の条件を指定してください。

指定した集計条件は集計パターンとして保存できます。また,監査ログ集計画面には,テンプレートの集計パターンが用意されています。集計パターンを使用することで,集計条件の入力作業を簡略化し,効率的な集計ができます。

集計パターンは,次のどちらかで指定できます。

なお,一度集計パターンとして保存した集計条件は変更や削除ができますが,テンプレートの集計パターンは変更も削除もできません。

監査ログを集計した結果を,CSV形式ファイルまたはPDFファイルに出力できます。出力したファイルには,結果のほかに集計したときに指定した条件も出力されます。ファイルは一定のフォーマットで出力されるので,定期的に出力して分析し,報告用資料を作成するのに便利です。また,集計結果を基に,グラフ表示することもできます。集計結果グラフ表示画面では,分類された集計結果を見やすくグラフで表示します。

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