JP1/NETM/Client Security Control
統計データ出力ファイルは,統計データ出力コマンド(cscexportcount)を実行した場合に作成されるファイルです。
指定した部署のセキュリティ対策状況を,集計観点ごとに集計し,統計データとしてCSV形式で出力します。
統計データ出力ファイルは集計観点ごとに評価点ファイル,対策率ファイル,対策率詳細ファイル,およびユーザ定義の判定項目対策率ファイルに分かれています。各ファイルはクライアントセキュリティ管理画面で表示される内容と同一です。
統計データ出力ファイルの一覧を次の表に示します。
表16-41 統計データ出力ファイル一覧
項番 項目名 ファイル名 説明 1 評価点ファイル cscjudgemark.csv 評価点を集計観点にして,集計した統計データです。 2 対策率ファイル cscmupresult.csv 各判定項目の総合の対策率を集計観点にして,集計した統計データです。 3 対策率詳細ファイル cscmvrsresult.csv 判定項目ごとの対策率を集計観点にして,集計した統計データです。 4 ユーザ定義の判定項目対策率ファイル cscuseritemnnn※.csv ユーザ定義の判定項目ごとの対策率を集計観点にして,集計した統計データです。
- 注※
- 「nnn」には統計データ出力コマンド(cscexportcount)の引数「-c」で指定した集計観点に応じた,101〜110までの半角数字が入ります。
各ファイルの記述形式は共通です。記述形式および注意事項を次に示します。
- 各項目の値は,「"(ダブルクォーテーション)」で囲まれます。「""」は,値が省略されていることを示します。
- 各項目の値の文字列中に「"」が含まれる場合は,「""」と二つ続けて設定されます。
- ファイルの先頭行には,タイトル行として統計データ出力ファイルの項目名が設定されます。
- 統計データ出力ファイルに出力される項目は,統計データ出力コマンド(cscexportcount)の引数の指定によって異なります。
- -dオプションを指定した場合
- 統計データの集計間隔が日単位で集計されます。
- -wオプションを指定した場合
- 統計データの集計間隔が週単位で集計されます。
- -mオプションを指定した場合
- 統計データの集計間隔が月単位で集計されます。
なお,統計データ出力コマンド(cscexportcount)については,「15. コマンド」の「cscexportcount(セキュリティ対策状況の統計データを出力する)」を参照してください。
- <この節の構成>
- 16.12.1 評価点ファイル
- 16.12.2 対策率ファイル
- 16.12.3 対策率詳細ファイル
- 16.12.4 ユーザ定義の判定項目対策率ファイル
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