JP1/NETM/Client Security Control

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13.4.2 管理・対策サーバを構築する

管理・対策サーバは,管理サーバに次に示すプログラムを追加インストールおよびセットアップすることで構築します。

<この項の構成>
(1) 基本製品でのシステム構築の確認
(2) JP1/NETM/CSC - Agentのインストール
(3) JP1/NETM/CSC - Agentのセットアップ

(1) 基本製品でのシステム構築の確認

管理サーバ(以降,管理・対策サーバと呼びます)に次に示すプログラムがインストールおよびセットアップされていることを確認してください。

注※
JP1/NETM/DMのコンポーネント「AMT連携機能」がインストールされている必要があります。

各プログラムのインストールおよびセットアップ手順については,「5. インストールとセットアップ」を参照してください。

(2) JP1/NETM/CSC - Agentのインストール

JP1/NETM/CSC - Agentを管理・対策サーバにインストールします。

JP1/NETM/CSC - Agentのインストールの詳細については,「5.7.1 JP1/NETM/CSC - Agentのインストール」を参照してください。

(3) JP1/NETM/CSC - Agentのセットアップ

JP1/NETM/CSC - Agentをインストールしたあと,JP1/NETM/CSC - Agentを開始するまでに,必ずJP1/NETM/CSC - Agentをセットアップしてください。

JP1/NETM/CSC - Agentのセットアップに必要な情報は,[JP1/NETM/Client Security Control - Agent セットアップ]ダイアログで設定します。

[JP1/NETM/Client Security Control - Agent セットアップ]ダイアログを表示して,項目を設定する手順を次に示します。

  1. [スタート]ボタンをクリックして[プログラム]−[JP1_NETM_Client Security Control]をポイントし,次に[エージェントセットアップ]を選択する。
    [JP1/NETM/Client Security Control - Agent セットアップ]ダイアログが表示されます。
  2. 項目に値を設定する。
    項目を選択すると,値や文字列を入力するボックスが項目一覧の下に表示されます。入力ボックスで値や文字列を直接入力するか,プルダウンメニューから値を選択します。
  3. [OK]ボタンをクリックする。
    指定した内容でJP1/NETM/CSC - Agentの環境が設定されて,[JP1/NETM/Client Security Control - Agent セットアップ]ダイアログが閉じます。
    環境設定をしないで[JP1/NETM/Client Security Control - Agent セットアップ]ダイアログを閉じるには,[キャンセル]ボタンをクリックします。

[JP1/NETM/Client Security Control - Agent セットアップ]ダイアログを次の図に示します。

図13-17 [JP1/NETM/Client Security Control - Agent セットアップ]ダイアログ

[図データ]

[JP1/NETM/Client Security Control - Agent セットアップ]ダイアログで確認および設定できる項目を次の表に示します。

表13-11 [JP1/NETM/Client Security Control - Agent セットアップ]ダイアログで確認および設定できる項目

項目 内容 設定値 初期環境
設定時の
デフォルト
マネージャー通信環境情報 IPアドレス JP1/NETM/CSC - ManagerのIPアドレスです。 IPv4形式(xxx.xxx.xxx.xxx)
ポート番号 JP1/NETM/CSC - Agentとの通信に使用するJP1/NETM/CSC - Managerのポート番号です。JP1/NETM/CSC - Managerの「基本設定」タブで指定する「マネージャー通信環境情報」の「要求受付ポート番号」と同じポート番号を入力してください。 1024〜65535 22340
エージェント通信環境情報 ポート番号 JP1/NETM/CSC - Agentのポート番号です。JP1/NETM/CSC - Managerのエージェント情報の追加画面で登録するポート番号と同じポート番号を入力してください。 1024〜65535 22345
ネットワーク制御製品情報 名称 連携するネットワーク制御製品の名称です。 JP1/NETM/DM(AMT連携機能) JP1/NETM/Network Monitor
ログ情報 ログファイルサイズ JP1/NETM/CSC - Agentのログファイルの最大サイズ(単位:キロバイト)を指定します。 1〜2097151 1024
ログファイル数 JP1/NETM/CSC - Agentのログファイルの最大数を指定します。 1〜999 10
クラスタ情報 クラスタ環境 JP1/NETM/CSC - Agentをクラスタ環境で運用するかどうかを指定します。 運用する/運用しない 運用しない
論理IPアドレス クラスタ環境で使用する論理IPアドレスを指定します。 IPv4形式(xxx.xxx.xxx.xxx)
共有ディスク クラスタ環境で使用する共有ディスクパスを指定します。 フルパス
監査ログ情報 監査ログ JP1/NETM/Auditで収集するための監査ログを出力するかどうかを指定します。 出力する/出力しない 出力しない

(凡例)
−:設定なし

参考
ログ情報には,JP1/NETM/CSC - Agentの開始や終了などの情報や,ネットワーク制御製品との接続情報などが記録されます。

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