JP1 Version 9 JP1/Script(Windows(R)用)
![[目次]](FIGURE/CONTENT.GIF)
![[用語]](FIGURE/GLOSS.GIF)
![[索引]](FIGURE/INDEX.GIF)
![[前へ]](FIGURE/FRONT.GIF)
- 機能
- ショートカットを作成します。
- 形式
MakeShortcut ( RootPath , SubPath , LinkPath , 〔Param〕 , 〔WorkDirPath〕 , 〔IconPath〕 , 〔IconIndex〕 〔, IconFlag〕 )
- 指定項目
- RootPath
- ショートカットの作成場所を指定します。
- この値は次のどれかになります。
| 値 |
意味 |
| None |
現在の実行フォルダ下 |
| Lcl_Desktop |
デスクトップ(共通グループ) |
| Lcl_Startmenu |
スタートメニュー(共通グループ)※1 |
| Lcl_Program |
プログラム(共通グループ)※2 |
| Lcl_Startup |
スタートアップ(共通グループ)※3 |
| Cur_Desktop |
デスクトップ(ユーザ別グループ) |
| Cur_Startmenu |
スタートメニュー(ユーザ別グループ)※1 |
| Cur_Program |
プログラム(ユーザ別グループ)※2 |
| Cur_Startup |
スタートアップ(ユーザ別グループ)※3 |
注※1 Windowsの[スタート]メニュー
注※2 Windowsの[スタート]−[プログラム]メニュー
注※3 Windowsの[スタート]−[プログラム]−[スタートアップ]メニュー
- Lcl_Desktop,Lcl_Startmenu,Lcl_ProgramまたはLcl_Startupを指定した場合,Windows VistaまたはWindows Server 2008では管理者権限でスクリプトファイルを実行してください。詳細は,「1.8.3 コマンドの動作」を参照してください。
- SubPath
- ショートカット名を,文字列,または値を格納した変数名で指定します。
- RootPathで指定されたショートカットの作成場所が Lcl_Program ,または Cur_Program の場合,次のように指定してください。
プログラムグループ\ショートカット名
- LinkPath
- ショートカットのリンク先を,文字列,または値を格納した変数名で指定します。
- Param
- LinkPathで指定されたファイルの実行に必要なパラメタがある場合,パラメタを文字列,または値を格納した変数名で指定します。
- WorkDirPath
- 作業フォルダ名を文字列,または値を格納した変数名で指定します。
- この値は省略できます。省略した場合,LinkPathで指定されたリンク先のフォルダを仮定します。
- IconPath
- ショートカットに使うアイコンが登録されているアイコンファイル名を文字列,または値を格納した変数名で指定します。
- この値は省略できます。省略した場合,LinkPathで指定されたリンク先を仮定します。
- IconIndex
- IconPathで指定されたアイコンファイル中のアイコンのインデックスを0から始まる数値,または値を格納した変数名で指定します。
- この値は省略できます。省略した場合,0を仮定します。
- IconFlag
- ショートカットを起動したときのウィンドウの表示方法を指定します。
- この値は次のどれかになります。
| 値 |
意味 |
| Normal |
通常のウィンドウ |
| Min |
最小化(タスクバーのボタン) |
| Max |
最大化(画面全体) |
- この値は省略できます。省略した場合,Normalを仮定します。
- 説明
- 指定されたショートカットを作成します。コマンドが正常に実行された場合は真(True)を,エラーが発生した場合は偽(False)をコマンドの実行結果として返します。
- 指定された名前のショートカットがすでに存在する場合,そのショートカットは削除され,指定されたパラメタで登録し直します。
- 例
' Windows XPでスタートアップに"ABC.SPT"を呼び出す
' ショートカットを作成する。
If _OS_ = "WIN_NT5.1" Then
MakeShortcut ( Cur_Startup ,"ABC" ,_BIN_+"ABC.SPT" _
, , , _TEMP_ , ,Min )
End If
- 対象バージョン
- JP1/Script 05-20以降
Copyright (C) 2009, 2011, Hitachi, Ltd.
Copyright (C) 2009, 2011, Hitachi Solutions, Ltd.