JP1 Version 9 JP1/Script(Windows(R)用)
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- 機能
- グローバル変数を取得します。
- JP1/Script 05-00以降では,他のコンピュータ上のグローバル変数も取得できます。
- 形式
GetGV ( GlobalName 〔, CompName〕 )
- 指定項目
- GlobalName
- 取得するグローバル変数を文字列,または値を格納した変数名で指定します。
- CompName (05-00以降)
- 取得するグローバル変数が存在するコンピュータのコンピュータ名を文字列,または値を格納した変数名で指定します。
- この値は省略できます。省略した場合,このコマンドを実行するコンピュータのコンピュータ名を仮定します。
- なお,指定する他のコンピュータはJP1/Scriptがインストールされ,JP1/Scriptサービスが開始されていなければなりません。また,アクセスするためのアカウントについては「2.2 他のコンピュータとの通信時のアカウント」を参照してください。
- 説明
- 指定されたグローバル変数を取得し,値をコマンドの実行結果として返します。
- 指定されたグローバル変数が存在しない場合は,長さ0の文字列(")を返します。
- CompNameに他のコンピュータを指定し,「グローバル変数(GlobalName)」にn個のダブルクォーテーション(")を文字としてそのまま含めるには,(n*4)個のダブルクォーテーション(")を指定しなければなりません。ただし,次のレジストリの値に1を設定した場合は,(n*2)個のダブルクォーテーション(")を指定してください。
- 〔レジストリキー〕
- HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Hitachi\JP1/Script\SPTX
- 〔値名〕
- ParseDQ
- 〔値のデータタイプ〕
- REG_DWORD
- 〔値〕
- 0:パラメタ文字列にn個のダブルクォーテーション(")を含む場合,(n*2)個のダブルクォーテーション(")の指定が無効となる(初期値)
- 1:パラメタ文字列にn個のダブルクォーテーション(")を含む場合,(n*2)個のダブルクォーテーション(")の指定が有効となる
-
- なお,〔値〕に1と2(SeparateStrCount,SeparateStrコマンドを参照)の両方を指定する場合は3を指定してください。
- 〔設定が有効になるタイミング〕
- スクリプトファイルの次回実行時
- 補足
- CompNameに他のコンピュータを指定する場合,LAN環境下での動作だけを保証しています。ファイアウォールには対応していません。
- 例
' 自コンピュータ上のグローバル変数を取得し,レジストリを操作する。
If GetGV ( "Debug_Mode" ) = True Then
Dbflag = "DebugFlag"
RegWrite ( HKEY_CURRENT_USER _
, "Software\Hitachi\Script\Option" , Dbflag , True )
End
' コンピュータ"SOP4A065 ( SCRIPT ) "上のグローバル変数を取得し,
' 更新する。
If GetGV ( "Debug_Mode" ,"SOP4A065 ( SCRIPT ) " ) = True Then
SetGV ( "Debug_Mode" ,False ,"SOP4A065 ( SCRIPT ) " )
End
- 対象バージョン
- JP1/Script 01-00以降
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