JP1/Automatic Job Management System 3 - User Job Operation
Serverは,環境設定情報や定義情報など一つのサービスで使用するデータファイル群を一つのインスタンスとして,インスタンスフォルダで管理しています。インスタンスフォルダは,インスタンス設定ファイルで管理されています。
インスタンス設定ファイルとインスタンスとの関係を,次の図に示します。
図6-1 インスタンス設定ファイルとインスタンスの関係
Serverをクラスタ運用するためにインスタンスフォルダを共有ディスクに配置する場合など,インスタンスフォルダのパスを変更するときは,インスタンスフォルダをコピーしたあと,インスタンス設定ファイルでインスタンスフォルダのパスを変更してください。
デフォルトのインスタンスフォルダおよびインスタンス設定ファイルのパスは,次のとおりです。
- デフォルトのインスタンスフォルダ
- Serverのインストール先フォルダ\instances\instance
- インスタンス設定ファイル
- Serverのインストール先フォルダ\conf\instances.xml
- 注意事項
- インスタンスフォルダ内部の構成は,logフォルダだけ変更できます。それ以外の構成は変更しないでください。また,logフォルダの位置を変更する場合は,インスタンス設定ファイルにlogフォルダのパスを指定する必要があります。詳細については「6.4.3 インスタンス設定ファイルの設定項目」を参照してください。
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