JP1/Automatic Job Management System 3 - User Job Operation
DefinerとClientでは,それぞれの場合でログイン認証の方式が異なります。
それぞれのログイン認証の方式について説明します。
- <この節の構成>
- (1) Definerでのログイン認証
- (2) Clientでのログイン認証
(1) Definerでのログイン認証
Definerからログインするユーザーは,Serverを経由してJP1/Baseで認証されます。
Definerでのログイン認証の方式を次の図に示します。
図2-27 Definerでのログイン認証の方式
(2) Clientでのログイン認証
Clientからログインする場合,ログインするユーザーの種類によって,認証の方式が異なります。
- UJOユーザーでログインする場合
Serverで管理されているUJOユーザーの定義情報を基に,Serverで認証されます。
- LDAPユーザーでログインする場合
Serverを経由してLDAPサーバで認証されます。
LDAPユーザーは,LDAPで使用しているパスワードでログインします。
Clientでのログイン認証の方式を次の図に示します。
図2-28 Clientでのログイン認証の方式
Clientからログインする場合,入力したユーザー名とパスワードは,ServerホストにあるUJOユーザーのユーザー情報,LDAPサーバのユーザー情報の順に照合されます。そのため,UJOユーザーとLDAPユーザーでユーザー名が重複している場合,UJOユーザーとして認証されます。LDAPでのパスワードを正しく入力しても,LDAPサーバでは認証されないため,ログインできません。
- 補足事項
- Clientユーザーでログインする場合,Clientの[自動ログイン設定]ダイアログボックスの[自動ログイン]に[する]を設定しておくと,Clientの起動時に自動的にServerにログインできます。
- 注意事項
- Active Directoryで,アカウントオプションが「ユーザーは次回ログオン時にパスワード変更が必要」または「アカウントは無効」となっているユーザーは,Clientからログインできません。また,パスワードが設定されていないユーザーや,アカウントの有効期限が切れたユーザーもログインできません。
- ユーザー名が255バイト以上のLDAPユーザーは使用できません。
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