JP1/Automatic Job Management System 3 - Definition Assistant
定義情報項目の詳細について,各部ごとに表に示して説明します。
表に記載する情報は次のとおりです。
- 項目名
- 定義情報項目名を記載します。
- 定義内容
- 定義する内容および入力規則を説明します。幾つかの候補から選択する場合は指定項目候補を,ユーザーが任意に指定できる場合は指定できる文字列などを記載します。また,デフォルト値がある場合は,その値もあわせて記載します。
- なお,複数行指定する場合の説明がない定義項目の値に改行が含まれている場合は,改行文字を削除し,複数行のデータを1行のデータとして扱います。
- 環境設定パラメーターを指定すると,ユーザー固有の入力規則を追加できます。環境設定については,「3.1.4 環境設定」および「3.2 環境設定パラメーター」を参照してください。
- 表示
- 初期設定では,定義情報管理テンプレートには使用頻度が高いと思われる項目が優先して表示されます。初期設定で定義情報管理テンプレート上に表示されるかどうかを「○」,「×」で記載します。「○」は初期設定で表示される項目を,「×」は初期設定で表示されない項目を示します。
- 表示される項目は,環境設定パラメーターを指定して変更できます。環境設定については,「3.1.4 環境設定」および「3.2 環境設定パラメーター」を参照してください。
- <この節の構成>
- (1) EXPORT時の処理区分指定部
- (2) ユニット定義情報部
- (3) ユニット共通定義情報部
- (4) ユニット共通属性情報部
- (5) マネージャーユニット定義情報部
- (6) ジョブグループ定義情報部
- (7) カレンダー定義情報部
- (8) ジョブネット定義情報部
- (9) ジョブネットコネクタ定義情報部
- (10) 起動条件定義情報部
- (11) スケジュール定義情報部
- (12) 標準ジョブ定義情報部
- (13) イベントジョブ定義情報部
- (14) アクションジョブ定義情報部
- (15) ジョブ共通属性情報部
- (16) 待ち合わせ条件定義情報部
- (17) ツールユニット定義情報部
- (18) その他の定義情報部
- (19) カスタムジョブ定義情報部
- (20) 最終更新日時情報部
- (21) エラーメッセージ情報部
表5-1 EXPORT時の処理区分指定部の内容
項目名 定義内容 表示 区分 EXPORT実行時の処理区分を次の項目から指定します。
- 一括:
- 階層を含めてユニットを一括作成します。
- 単独:
- 「上位ユニット完全名」で指定したユニットの下位に「ユニット名」で指定したユニットを作成します。
- 変更:
- 「上位ユニット完全名」+「ユニット名」で指定したユニットの定義情報を変更します。
- 削除:
- 「上位ユニット完全名」+「ユニット名」で指定したユニットを削除します。上位ユニットを削除すると,下位ユニットも削除されます。
○
表5-2 ユニット定義情報部の内容
項目名 定義内容 表示 ユニット名 ユニット名を定義します。空白の場合,ユニット情報は無効になります。ユニット名にルートジョブグループ「/」は指定できません。
指定できる文字数:1〜30(単位:バイト)○ 上位ユニット完全名 「ユニット名」に入力したユニットの上位ユニットの完全名を定義します。
先頭は必ず「/」で始めてください。
ルートジョブグループを指定する場合は,何も入力しません。
指定できる文字数:1〜930(単位:バイト)○ ユニット種別 ユニット種別を次の項目から指定します。
g:ジョブグループを定義します。
mg:マネージャージョブグループを定義します。
n:ジョブネットを定義します。
rm:リモートジョブネットを定義します。
rc:ルートジョブネットに起動条件を定義します。
mn:マネージャージョブネットを定義します。
j:UNIXジョブを定義します。
pj:PCジョブを定義します。
qj:QUEUEジョブを定義します。
jdj:判定ジョブを定義します。
orj:ORジョブを定義します。
evwj:JP1イベント受信監視ジョブを定義します。
flwj:ファイル監視ジョブを定義します。
mlwj:メール受信監視ジョブを定義します。
mqwj:メッセージキュー受信監視ジョブを定義します。
mswj:MSMQ受信監視ジョブを定義します。
lfwj:ログファイル監視ジョブを定義します。
ntwj:Windowsイベントログ監視ジョブを定義します。
tmwj:実行間隔制御ジョブを定義します。
evsj:JP1イベント送信ジョブを定義します。
mlsj:メール送信ジョブを定義します。
mqsj:メッセージキュー送信ジョブを定義します。
mssj:MSMQ送信ジョブを定義します。
cmsj:JP1/Cm2状態通知ジョブを定義します。
pwlj:ローカル電源制御ジョブを定義します。
pwrj:リモート電源制御ジョブを定義します。
cj:カスタムUNIXジョブを定義します。
cpj:カスタムPCジョブを定義します。
hln:ホストリンクジョブネットを定義します。
nc:ジョブネットコネクタを定義します。○ カスタム種別 連携するプログラムごとに,カスタムジョブのクラス名を指定します。カスタムジョブを使用する場合は,必ず指定してください。
JP1/AJS3 - Definition Assistantから直接定義できるカスタムジョブと指定するクラス名は次のとおりです。
- JP1/AJS3 for Enterprise ApplicationsまたはJP1/AJS2 for Enterprise Applications(R/3システムのバックグラウンドジョブを実行する場合):JP1AMR3
- JP1/OJE for VOS3:VOS3JOB
なお,インポートした定義情報に,その他のカスタムジョブが含まれていた場合,次のように表示されます。
- 標準提供されているカスタムジョブの場合
- JP1/FTP:JP1FTP
- JP1/AJS3 for Enterprise ApplicationsまたはJP1/AJS2 for Enterprise Applications(BWシステムのインフォパッケージを実行する場合):JP1AMR3BW
- JP1/AJS2 for Oracle E-Business Suite:JP1AMOAP
- HITACHI JOB ENTRY - CLIENTMF:MFJOB
- JP1/OJE for VOS1(ジョブを実行する場合):VOS1JOB
- JP1/OJE for VOS1(ジョブネットを実行する場合):VOS1NET
- JP1/OJE for VOSK(ジョブを実行する場合):VOSKJOB
- JP1/OJE for VOSK(ジョブネットを実行する場合):VOSKNET
- HITSENSER Data Mart Server:DMSV
- Cosminexus Manager(論理サーバを制御する場合):COSMNGSV
- Cosminexus Manager(アプリケーションを制御する場合):COSMNGAP
- JP1/AJS3 - SOA OptionまたはJP1/AJS2 for Web Service(WSジョブ実行ホストのOSがWindowsで標準WSジョブの場合):WS_PC
- JP1/AJS3 - SOA OptionまたはJP1/AJS2 for Web Service(WSジョブ実行ホストのOSがWindowsでユーザーWSジョブの場合):WSUSR_PC
- JP1/AJS3 - SOA OptionまたはJP1/AJS2 for Web Service(WSジョブ実行ホストのOSがUNIXで標準WSジョブの場合):WS_UX
- JP1/AJS3 - SOA OptionまたはJP1/AJS2 for Web Service(WSジョブ実行ホストのOSがUNIXでユーザーWSジョブの場合):WSUSR_UX
- JP1/AJS2 for 活文PDFstaff:AJSPDFS
- uCosminexus Grid Processing Server:GPSST
- uCosminexus Grid Processing Server:GPSGJ
- uCosminexus Grid Processing Server:GPSED
- 引き継ぎ情報設定ジョブ:AJSVAR
- ユーザーが作成したカスタムジョブの場合
- カスタムジョブを登録したときに「USER_任意に指定した名称」の形式で指定した名称を表示します。
- オペレーションジョブの場合(JP1/IM - Planning Operation使用時)
- OPNET
○ 位置情報 ジョブネット,ジョブのJP1/AJS3 - ViewまたはJP1/AJS2 - View上の表示位置を指定します。位置情報は,ユニットアイコン数(縦横それぞれユニットアイコン幅に換算して何個目にアイコンを表示させるか)で指定します。何も指定しない場合,JP1/AJS3 - ViewまたはJP1/AJS2 - View上のランダムな位置に表示されます。
- 指定できる値:
- 縦/1〜100,横/1〜100
- ただし,上限値は「サイズ」項目で指定した値以下になります。
○ サイズ JP1/AJS3 - ViewまたはJP1/AJS2 - Viewのウィンドウに表示できるアイコン数の最大値を定義します。
- 指定できる値:
- 縦/1〜100,横/1〜100
- デフォルト値:
- 縦/8,横/10
○
表5-3 ユニット共通定義情報部の内容
項目名 定義内容 表示 コメント コメントを定義します。
表示できる文字数:1〜80(単位:バイト)○ 先行 「ユニット名」で定義したユニットの先行ユニットの名称を定義します。先行ユニットは上位ユニットが同じである必要があります。
複数定義する場合は,同一セル内に改行([Alt]+[Enter]キー)で区切って入力してください。
1行に指定できる文字数:1〜30(単位:バイト)
既存の接続を解除する場合は,ユニット名に続けて「:X」を入力してください(指定例:sample:X)。○ 接続種別 「先行」で定義したユニットとの接続方法を指定します。
- seq:
- 順接続します。
デフォルト値:seq
- con:
- 判定ジョブの従属ユニットとして条件接続します。先行ユニット名に判定ジョブを指定した場合にだけ指定できます。
○ 実行エージェント
- 接続先がJP1/AJS3 - Managerの場合
- ジョブを実行する実行エージェント名,またはエージェントグループ名を定義します。
指定できる文字数:1〜255(単位:バイト)
- 接続先がJP1/AJS2 - Managerの場合
- ジョブ実行エージェントのホスト名を定義します。
○ 実行順序制御 ジョブネットコネクタと接続するかどうかを定義します。プランニンググループまたはルートジョブネットに指定できます。
- する:
- ジョブネットコネクタと接続します。
デフォルト値:しない
- しない:
- ジョブネットコネクタと接続しません。
○ ジョブネットコネクタ名※ 自身を接続対象としているジョブネットコネクタをユニット完全名で指定します。
指定できる文字数:1〜930(単位:バイト)
プランニンググループまたはルートジョブネットに指定できます。「実行順序制御」に「する」が指定されていない場合,エラーになります。○ 実行順序制御方式 ジョブネットコネクタとの実行順序制御方式を定義します。プランニンググループまたはルートジョブネットに指定できます。
- 同期:
- ジョブネットコネクタと同期を取って実行します。「実行順序制御」に「する」が指定されていない場合,エラーになります。
デフォルト値:非同期
- 非同期:
- ジョブネットコネクタと非同期で実行します。
○ 接続範囲 実行順序制御で,スケジューラーサービス間連携させるかをどうかを定義します。省略した場合,「同一」が仮定されます。ルートジョブネット,プランニンググループまたはジョブネットコネクタに指定できます。
ルートジョブネットまたはプランニンググループの場合,実行順序制御に「する」が指定されていないと,エラーになります。
- 同一:
- スケジューラーサービス間連携をしません。同一スケジューラーサービスに定義したルートジョブネット,プランニンググループ,またはジョブネットコネクタとだけ連携します。
デフォルト値:同一
- 別:
- スケジューラーサービス間連携をします。別のホスト,またはスケジューラーサービスに定義したルートジョブネット,プランニンググループ,またはジョブネットコネクタと連携します。
○ 接続ホスト名 自身を接続対象としているルートジョブネット,プランニンググループ,またはジョブネットコネクタが定義されているホスト名を指定します。ルートジョブネット,プランニンググループまたはジョブネットコネクタに指定できます。
指定できる文字数:1〜255(単位:バイト)
デフォルト値:何も指定されません。○ 接続サービス名 自身を接続対象としているルートジョブネット,プランニンググループ,またはジョブネットコネクタが定義されているスケジューラーサービス名を指定します。ルートジョブネット,プランニンググループまたはジョブネットコネクタに指定できます。
接続範囲に「別」が指定されていない場合,エラーになります。
指定できる文字数:1〜30(単位:バイト)○
- 注※
- ジョブネットコネクタ名に,存在しないユニット,またはジョブネットコネクタ以外のユニットを指定し,一括定義,単独定義,または変更でエクスポートしても,エラーにはならないで更新されます。
表5-4 ユニット共通属性情報部の内容
項目名 定義内容 表示 保留 ジョブネット・ジョブの実行を保留するかどうかを次の項目から指定します。
- y:
- ジョブネットの実行を保留します。
- w:
- 前回のジョブネットの終了結果が警告終了または異常終了のときだけ,実行を保留します。
- a:
- 前回のジョブネットの終了結果が異常終了のときだけ,実行を保留します。
wおよびaは,ルートジョブネットにだけ指定できます。
- n:
- 実行を保留しません。
wまたはaをネストジョブネットに指定した場合,nが仮定されます。
デフォルト値:n○ 種別 ユニットの種別をリカバリーにするかどうかを次の項目から指定します。
通常:通常のジョブ
リカバリ:リカバリージョブ
「ユニット種別」にg,mg,rc,mn,hln,ncのどれかを指定している場合,リカバリは指定できません。
デフォルト値:通常○ 所有者 ユニットの所有者となるJP1ユーザー名を定義します。
指定できる文字数:1〜31(単位:バイト)
デフォルト値:ユニットを作成したユーザーのJP1ユーザー名○ JP1資源グループ JP1資源グループ名を定義します。
指定できる文字:英数字,および「_(アンダーバー)」
指定できる文字数:1〜63(単位:バイト)
デフォルト値:何も指定されません。○
表5-5 マネージャーユニット定義情報部の内容
項目名 定義内容 表示 参照先ホスト JP1/AJS3 - ManagerまたはJP1/AJS2 - Managerのホスト名を定義します。
何も指定しない場合は,環境設定パラメーター「MANAGER-HOST」に定義されているマネージャーホスト名が仮定されます。
指定できる文字数:1〜255(単位:バイト)× 参照先ユニット名 マネージャーホスト上のユニット名を完全名で定義します。
指定できる文字数:1〜961(単位:バイト)×
表5-6 ジョブグループ定義情報部の内容
項目名 定義内容 表示 基準日 カレンダー情報として基準日を指定します。
- dd:
- 基準日を暦日で指定します。
- 指定できる値:1〜31(単位:日)
デフォルト値:上位ジョブグループの基準日
- week:n:
- 何週目の曜日を基準日にするかを定義します。
- weekに指定できる値は次の七つです。
- su:日曜日を基準日とします。
- mo:月曜日を基準日とします。
- tu:火曜日を基準日とします。
- we:水曜日を基準日とします。
- th:木曜日を基準日とします。
- fr:金曜日を基準日とします。
- sa:土曜日を基準日とします。
- nに指定できる値は,1〜5(単位:週)です。
上位のすべてのジョブグループに基準日が定義されていない場合は,1が仮定されます。○ 月区分 カレンダー情報として,月区分を次の項目から指定します。
th:基準日以降の日を基準日の月(当月)とします。
ne:基準日以降の日を翌月とします。
デフォルト値:上位ジョブグループの月区分
上位のすべてのジョブグループに月区分が定義されていない場合は,thが仮定されます。○ 基準時刻 カレンダー情報として基準時刻を「hh:mm」の形式で定義します。
- hh:
- 基準時刻の時を指定します。
- 指定できる値:0〜23(単位:時)
デフォルト値:上位ジョブグループの基準時刻
- mm:
- 基準時刻の分を指定します。
- 指定できる値:0〜59(単位:分)
上位のすべてのジョブグループに基準時刻が定義されていない場合は,00:00が仮定されます。○ ジョブグループ種別 ジョブグループの種別を次の項目から指定します。
p:プランニンググループ
n:ジョブグループ
デフォルト値:n○
表5-7 カレンダー定義情報部の内容
項目名 定義内容 表示 週間標準値 カレンダー情報として曜日単位の運用日・休業日を定義します。
- o(英小文字のオー):
- 指定した曜日を運用日にします。
デフォルト値:上位ジョブグループの運用日・休業日
- x(英小文字のエックス):
- 指定した曜日を休業日にします。
上位のすべてのジョブグループに運用日・休業日が定義されていない場合は,すべて運用日扱いになります。
また,定義内容は「運用日」「休業日」で定義した情報が優先されます。○ 運用日 カレンダー情報として日単位で運用日を定義する場合に,「YYYY/MM/DD」の形式で指定します。
複数指定する場合は,同一セル内に改行([Alt]+[Enter]キー)で区切って入力してください。
- YYYY:
- 運用日の西暦年を指定します。
- 指定できる値:1994〜2036(単位:年)
- MM:
- 運用日の月を指定します。
- 指定できる値:1〜12(単位:月)
- DD:
- 運用日の日を指定します。
- 指定できる値:1〜31(単位:日)
上位のすべてのジョブグループに何も定義されていない場合,スケジュールはすべて運用日扱いになります。
- デフォルト値:
- 「週間標準値」で定義した運用日または,上位ジョブグループの運用日
既存の運用日を解除する場合は,運用日に続けて「:X」を入力してください(例:YYYY/MM/DD:X)。○ 休業日 カレンダー情報として日単位で休業日を定義する場合に,「YYYY/MM/DD」の形式で指定します。
複数指定する場合は,同一セル内に改行([Alt]+[Enter]キー)を入れて入力してください。
- YYYY:
- 休業日の西暦年を指定します。
- 指定できる値:1994〜2036(単位:年)
- MM:
- 休業日の月を指定します。
- 指定できる値:1〜12(単位:月)
- DD:
- 休業日の日を指定します。
- 指定できる値:1〜31(単位:日)
上位のすべてのジョブグループに何も定義されていない場合,スケジュールはすべて運用日扱いになります。
- デフォルト値:
- 「週間標準値」で定義した運用日または,上位ジョブグループの休業日
既存の休業日を解除する場合は,休業日に続けて「:X」を入力してください(例:YYYY/MM/DD:X)。○
表5-8 ジョブネット定義情報部の内容
項目名 定義内容 表示 多重起動 ジョブネット実行の多重起動を許可するかどうかを次の項目から指定します。
- y:
- 多重起動を許可します。
- 「保留」のw,aと同時に指定できません。
デフォルト値:n
- n:
- 多重起動を許可しません。
○ 保存世代数 ジョブネットの保存世代数を定義します。
このパラメーターは,ルートジョブネットにだけ定義できます。
ネストジョブネットは,ルートジョブネットに定義された値を引き継ぎます。
指定できる値:1〜99(単位:世代)
デフォルト値:1○ 実行マネージャー リモートジョブネットの実行先となるJP1/AJS3 - ManagerまたはJP1/AJS2 - Managerホスト名を定義します。何も指定しない場合,環境設定パラメーター「MANAGER-HOST」に定義されているマネージャーホスト名が仮定されます。
指定できる文字数:1〜255(単位:バイト)○ 優先順位 ジョブネット中のジョブの実行優先順位の仮定値を定義します。
指定できる値:1〜5
(実行優先順位がいちばん低いのが1,いちばん高いのが5です)
デフォルト値:上位ジョブネットの定義に依存します。○ 打ち切り時間 「保留中」,「起動条件待ち」,またはジョブネットが実行抑止されているため実行開始予定時刻を超えて「開始時刻待ち」状態のジョブネットに,待ち状態を打ち切る日数を定義します。
次の項目から指定します。
- 1または2:
- ジョブネットが属するジョブグループの基準日から1または2日で待ち状態を打ち切ります。
- no:
- 待ち状態を打ち切る日数を設定しません。
- この場合,待ち状態を打ち切る日数はマネージャーホストの環境設定のスケジューラーオプションで設定した値になります。
デフォルト値:no
- un:
- 待ち状態を打ち切らないで,無制限に待ち続けます。
○ スケジューリング方式 ジョブネット実行のスケジューリング方式を次の項目から指定します。
- sch:
- スケジュールスキップ方式を使用します。
デフォルト値:sch
- mlt:
- 多重スケジュール方式を使用します。
○ 実行所要時間 終了遅延を監視するジョブネットまたはリモートジョブネットの実行所要時間を定義します。
指定できる値:1〜2,879(単位:分)○
表5-9 ジョブネットコネクタ定義情報部の内容
項目名 定義内容 表示 接続先のジョブネット名※ 接続先のプランニンググループまたはルートジョブネットをユニット完全名で指定します。
指定できる文字数:1〜930(単位:バイト)○
- 注※
- 接続先のジョブネット名に,存在しないユニット,またはプランニンググループおよびルートジョブネット以外のユニットを指定し,一括定義,単独定義,または変更でエクスポートしても,エラーにはならないで更新されます。
表5-10 起動条件定義情報部の内容
項目名 定義内容 表示 起動条件 起動条件の接続種別を次の項目から指定します。
- and:
- 起動条件をすべて満たしたときジョブが起動します。
デフォルト値:and
- or:
- どれか一つ起動条件が成立するとジョブが起動します。
○
表5-11 スケジュール定義情報部の内容
項目名 定義内容 表示 上位のジョブネットに依存する 上位ジョブネットのスケジュールとの依存関係を定義します。
このパラメーターは,ルートジョブネットには定義できません。
次の項目から指定します。
- y:
- 上位ジョブネットのスケジュールに依存します。
デフォルト値:y
- n:
- 上位ジョブネットのスケジュールに依存しません。
○ 有効範囲 定義したスケジュールの有効期日を「yyyy/mm/dd」の形式で定義します。
- yyyy:
- 有効期日の年を西暦年で指定します。
- 指定できる値:1994〜2036(単位:年)
- mm:
- 有効期日の月を指定します。
- 指定できる値:1〜12(単位:月)
- dd:
- 有効期日の日を指定します。
- 指定できる値:1〜31(単位:日)
○ ジョブグループ名 ほかのジョブグループのカレンダー情報を参照する場合に,参照するカレンダー情報が定義されているジョブグループ名を定義します。
指定できる文字数:1〜930(単位:バイト)○ 排他ジョブネット名 同一階層にあり,排他実行したいジョブネットがある場合,該当するジョブネット名を定義します。
指定できる文字数:1〜30(単位:バイト)○ リンクするルール番号 対応する上位ジョブネットの実行開始日のルール番号を定義します。
指定できる値:1〜144
省略した場合,ルール番号とリンク番号が同じになります。
複数定義する場合は,同一セル内に改行([Alt]+[Enter]キー)で区切って入力してください。○ 開始日 種別 ジョブネットの実行開始日の種別を定義します。
複数定義する場合は,同一セル内に改行([Alt]+[Enter]キー)で区切って入力してください。
次の項目から指定します。
- 登録日:
- ジョブネットを実行登録した日を実行開始日とします。
- 絶対日:
- ジョブネットの実行開始日を絶対日で指定します。
- 相対日:
- ジョブネットの実行開始日を相対日で指定します。
- 運用日:
- ジョブネットの実行開始日を運用日で指定します。
- 休業日:
- ジョブネットの実行開始日を休業日で指定します。
- 不定期:
- ジョブネットに特定の開始日を指定しません。
○ 開始年月 ジョブネットの実行開始年月を「yyyy/mm」の形式で定義します。
複数定義する場合は,同一セル内に改行([Alt]+[Enter]キー)で区切って入力してください。
- yyyy:
- ジョブネットの実行開始日の西暦年を指定します。
- 指定できる値:1994〜2036(単位:年)
- デフォルト値:ジョブネットを実行登録した日の年
- mm:
- ジョブネットの実行開始日の月を指定します。
- 指定できる値:1〜12(単位:月)
- デフォルト値:ジョブネットを実行登録した日の月
○ 開始日 ジョブネットの実行日を定義します。
複数定義する場合は,同一セル内に改行([Alt]+[Enter]キー)で区切って入力してください。
- n:
- 絶対日,相対日を指定した場合に指定します。
- 絶対日で指定できる値:1〜31(単位:日)
- 相対日で指定できる値:1〜35(単位:日)
- 第n:
- 運用日,休業日を指定した場合に指定します。
- 指定できる値:1〜315(単位:日)
- 最終:
- 最終日,最終運用日,最終休業日に実行する場合に指定します。
- 最終-n:
- 最終日,最終運用日,最終休業日から何日前に実行するかを指定します。
- nに指定できる値:
- 絶対日指定の場合:0〜30(単位:日)
- 相対日,運用日,休業日指定の場合:0〜34(単位:日)
- 第nX曜:
- nに指定できる値:1〜5のどれか
- Xに指定できる値:月,火,水,木,金,土,日のどれか
- 最終X曜:
- Xに指定できる値:月,火,水,木,金,土,日のどれか
○ 開始時刻 ジョブネットの実行開始時刻を(+)hh:mmの形式で定義します。
複数定義する場合は,同一セル内に改行([Alt]+[Enter]キー)で区切って入力してください。
- +:
- hhおよびmmで指定するジョブネットの実行開始時刻を相対時刻として扱います。
- 省略した場合,絶対時刻として扱われます。
- hh:
- ジョブネットの実行開始時刻の時を指定します。
- 指定できる値:0〜47(単位:時)
- デフォルト値:0
デフォルト値:+00:00(相対時刻の0時00分)
- mm:
- ジョブネットの実行開始時刻の分を指定します。
- 指定できる値:0〜59(単位:分)
- デフォルト値:0
○ 処理サイクル ジョブネットの実行サイクルを定義します。
複数定義する場合は,同一セル内に改行([Alt]+[Enter]キー)で区切って入力してください。
次の項目から指定します。
- 不定期:
- 定期的な実行サイクルがない場合に指定します。
- n日毎:
- nに指定できる値:1〜31(単位:日)
- n運用日毎:
- nに指定できる値:1〜31(単位:日)
- n休業日毎:
- nに指定できる値:1〜31(単位:日)
- n週毎:
- nに指定できる値:1〜5(単位:週)
- n月毎:
- nに指定できる値:1〜12(単位:月)
デフォルト値:不定期
- n年毎:
- nに指定できる値:1〜9(単位:年)
○ 休業日の振り替え ジョブネットの実行予定日がJP1/AJS上のカレンダーで休業日の場合,実行日を振り替える方法を定義します。
複数定義する場合は,同一セル内に改行([Alt]+[Enter]キー)で区切って入力してください。
次の項目から指定します。
- 前振り替え:
- 実行予定日の前の日に振り替えます。
- 後振り替え:
- 実行予定日の後の日に振り替えます。
- 実行しない:
- ジョブネットを実行しません。
デフォルト値:「実行しない」
- 実行する:
- 実行予定日が休業日であっても,JP1/AJSのサービスが起動している場合にだけ強制的に実行します。
○ 猶予日数 ジョブネットの実行振り替えの猶予日数を定義します。
複数指定の場合は同一セル内に改行([Alt]+[Enter]キー)を入れて入力してください。
指定できる値:1〜31(単位:日)
デフォルト値:2○ 起算スケジュール ジョブネットの起算スケジュールを定義します。
複数定義する場合は,同一セル内に改行([Alt]+[Enter]キー)で区切って入力してください。
- -n運用日:
- ジョブネットの実行日を,起点日(処理サイクル指定や,振り替え指定によって求められた実行予定日)から前日以前の運用日に振り替えます。
省略した場合,起算スケジュールを利用しません。
- +n運用日:
- ジョブネットの実行日を,起点日(処理サイクル指定や,振り替え指定によって求められた実行予定日)から翌日以降の運用日に振り替えます。
○ 起算猶予日数 起算猶予日数を定義します。
複数定義する場合は,同一セル内に改行([Alt]+[Enter]キー)で区切って入力してください。
指定できる値:1〜31(単位:日)
デフォルト値:10○ 遅延監視 ジョブネットの開始・終了遅延時間を次のどれかの形式で定義します。
hh:mm
Mmmmm
Ummmm
Cmmmm
複数定義する場合は,同一セル内に改行([Alt]+[Enter]キー)で区切って入力してください。
- hh:
- ジョブネットの開始・終了遅延時間の時を指定します。
- 指定できる値:0〜47(単位:時)
- mm:
- ジョブネットの開始・終了遅延時間の分を指定します。
- 指定できる値:0〜59(単位:分)
- mmmm:
- ルートジョブネット,上位ジョブネットまたは自ジョブネットの実行開始時間からの相対分で開始・終了遅延時間を指定します。
- 指定できる値:1〜2,879(単位:分)
- M:
- mmmmで指定した分を,ルートジョブネットの実行開始・終了時刻からの相対分とします。
- U:
- mmmmで指定した分を,上位ジョブネットの実行開始・終了時刻からの相対分とします。
- C:
- mmmmで指定した分を,自ジョブネットの実行開始・終了時刻からの相対分とします。
○ 起動条件 回数 イベント起動によって実行を開始したジョブネットが,実行終了後再度イベント待ちをする回数を定義します。
複数定義する場合は,同一セル内に改行([Alt]+[Enter]キー)で区切って入力してください。
次の項目から指定します。
- no:
- イベント待ちをしません。
- n:
- イベント待ちをする回数を指定します。
- nに指定できる値:1〜999(単位:回)
- デフォルト値:1
デフォルト値:no
- un:
- 無制限にイベントを待ちます。
○ 時間 ジョブネットのイベント待ちを解除する時刻を次のどれかの形式で定義します。
no
hh:mm
mmmm
un
複数定義する場合は,同一セル内に改行([Alt]+[Enter]キー)で区切って入力してください。
- no:
- イベント待ちを利用しません。
指定できる値:0〜47(単位:時)
- hh:
- イベント待ちを解除する時刻の時を指定します。
指定できる値:0〜59(単位:分)
- mm:
- イベント待ちを解除する時刻の分を指定します。
mmmm:
イベント待ちを解除する時刻を,ジョブネットの実行開始時刻からの相対分で指定します。
指定できる値:1〜2,879(単位:分)
un:
無制限にイベントを待ちます。
デフォルト値:no○
表5-12 標準ジョブ定義情報部の内容
項目名 定義内容 表示 コマンド文 UNIXジョブのコマンドテキストを定義します。
複数行定義する場合は,同一セル内に改行([Alt]+[Enter]キー)で区切って入力してください。
セル内に指定できる文字数:1〜1,023(単位:バイト)
- インポート時の表示について:
- マネージャーホストに定義されている「コマンド文」にタブ文字が含まれる場合,タブ文字は半角スペースに置き換わります。
○ 実行ファイル名 UNIXジョブの場合,ジョブを実行するエージェントホスト上のスクリプトファイル名を定義します。
PCジョブ,QUEUEジョブの場合,エージェントホスト上の実行ファイル名を定義します。
指定できる文字数:1〜511(単位:バイト)○ パラメーター 実行ファイルに対するパラメーターを定義します。
指定できる文字数:1〜1,023(単位:バイト)○ 環境変数 環境変数を「環境変数名=値」の形式で定義します。
複数行定義する場合は,同一セル内に改行([Alt]+[Enter]キー)で区切って入力してください。
セル内に指定できる文字数:1〜20,479(単位:バイト)○ 環境変数ファイル名 エージェントホスト上の環境変数ファイル名を定義します。
指定できる文字数:1〜511(単位:バイト)○ ワークパス 作業用パス名をフルパス名で定義します。
指定できる文字数:1〜511(単位:バイト)○ 標準入力ファイル名 ジョブを実行するエージェントホスト上の標準入力ファイル名を定義します。
指定できる文字数:1〜511(単位:バイト)○ 標準出力ファイル名 ファイル名 ジョブを実行するエージェントホスト上の標準出力ファイル名を定義します。
指定できる文字数:1〜511(単位:バイト)○ 追加書き 標準出力ファイル名の追加書きオプションを定義します。
「標準出力ファイル名:ファイル名」を指定しなかった場合,このパラメーターは無効になります。
new:ファイルを新規に作成します。
add:既存のファイルに情報を追加します。
デフォルト値:new○ 標準エラー出力ファイル名 ファイル名 ジョブを実行するエージェントホスト上の標準エラー出力ファイル名を定義します。
指定できる文字数:1〜511(単位:バイト)○ 追加書き 標準エラー出力ファイル名の追加書きオプションを定義します。
「標準エラー出力ファイル名:ファイル名」を指定しなかった場合,このパラメーターは無効になります。
new:ファイルを新規に作成します。
add:既存のファイルに情報を追加します。
デフォルト値:new○ ホスト名 QUEUEジョブをサブミットするホスト名を定義します。
指定できる文字数:1〜255(単位:バイト)○ キュー名 QUEUEジョブをサブミットするキュー名を定義します。
指定できる文字数:1〜63(単位:バイト)○ ジョブ名 QUEUEジョブをサブミットする場合のジョブ名を定義します。
指定できる文字数:1〜63(単位:バイト)○ 実行優先順位 ジョブの実行優先順位を定義します。
指定できる値:1〜5
(実行優先順位がいちばん低いのが1,いちばん高いのが5です)
デフォルト値:上位ジョブネットの定義に依存します。○ 終了判定 判定結果 終了判定種別を次の項目から指定します。
- nm:
- すべて正常終了とします。
- ab:
- すべて異常終了とします。
- cod:
- 終了コードが指定値以下の場合は,正常終了とします。
- mdf:
- ジョブの実行開始から実行終了までの間にファイルが更新されている場合は,正常終了とします。QUEUEジョブには指定できません。
デフォルト値:cod
- exf:
- ジョブの実行終了時にファイルが作成されている場合は,正常終了とします。QUEUEジョブには指定できません。
○ 警告しきい値 警告終了のしきい値を定義します。
指定できる値:0〜2,147,483,647○ 異常しきい値 異常終了のしきい値を定義します。
指定できる値:0〜2,147,483,647
デフォルト値:0○ ファイル名 ジョブを実行するエージェントホスト上の終了判定ファイル名を定義します。
ファイル名は,絶対パスおよび相対パスで指定できます。
相対パスで指定した場合,ジョブ実行時の作業用パスからの相対パスになります。QUEUEジョブには指定できません。
指定できる文字数:1〜511(単位:バイト)○ 実行時のユーザー エージェントホストでジョブを実行する場合の,ジョブを実行するOSユーザー名を定義します。
ユーザー名中には,空白文字を指定できません。
指定できる文字数:1〜63(単位:バイト)○ 判定条件 条件 先行ジョブの終了コードと判定値を比較して判定する際の判定条件を次の項目から指定します。
gt:先行ジョブの終了コードが判定値より大きい。
ge:先行ジョブの終了コードが判定値以上。
lt:先行ジョブの終了コードが判定値より小さい。
le:先行ジョブの終了コードが判定値以下。
eq:先行ジョブの終了コードが判定値と等しい。
ne:先行ジョブの終了コードが判定値と等しくない。
ef:ファイルが作成されている。
nf:ファイルが作成されていない。
vgt:指定された変数の値(数値)が判定値より大きい。
vge:指定された変数の値(数値)が判定値以上。
vlt:指定された変数の値(数値)が判定値より小さい。
vle:指定された変数の値(数値)が判定値以下。
veq:指定された変数の値(数値)が判定値と等しい。
vne:指定された変数の値(数値)が判定値と等しくない。
sce:指定された変数の値(文字列)が判定値と等しい。
spe:指定された変数の値(文字列)が判定値を含んでいる。
sne:指定された変数の値(文字列)が判定値と等しくない。
snn:指定された変数の値(文字列)がある。
snl:指定された変数の値(文字列)がない。
デフォルト値:gt○ 判定値 判定の対象となる判定終了コードを定義します。
「条件」のef,nf,vgt,vge,vlt,vle,veq,vne,sce,spe,sne,snn,snlと同時には指定できません。
指定できる値:0〜4,294,967,295○ ファイル名 終了判定の対象となるファイル名を定義します。
「条件」のgt,ge,lt,le,eq,ne,vgt,vge,vlt,vle,veq,vne,sce,spe,sne,snn,snlと同時には指定できません。
指定できる文字数:1〜260(単位:バイト)○
表5-13 イベントジョブ定義情報部の内容
項目名 定義内容 表示 待ち時間 実行間隔制御ジョブの待ち時間を定義します。
指定できる値:1〜1,440(単位:分)
デフォルト値:10○ 監視対象ファイル名 ファイル監視ジョブの監視対象ファイル名を定義します。
ファイル名は,完全名,または「*(ワイルドカード)」を使用した総称名で指定できます。
指定できる文字数:1〜255(単位:バイト)○ 監視条件 条件 ファイル監視ジョブの監視条件を定義します。
監視条件は,複数指定できます。ただし,sとmは同時に指定できません。
次の項目から指定します。
c:ファイルの作成を監視します。
d:ファイルの削除を監視します。
s:ファイルのサイズ変更を監視します。
m:ファイルの最終書き込み時刻変更を監視します。
c:d:cとdを同時に指定します。
c:s:cとsを同時に指定します。
c:m:cとmを同時に指定します。
d:s:dとsを同時に指定します。
d:m:dとmを同時に指定します。
c:d:s:cとdとsを同時に指定します。
c:d:m:cとdとmを同時に指定します。
デフォルト値:c○ 詳細(作成) ファイルの作成を監視するときに,監視対象ファイルが存在する場合の扱いを定義します。
次の項目から指定します。
y:監視条件成立とし,正常終了します。
n:監視対象ファイルの監視を続けます。○ 監視間隔 ファイル監視ジョブのファイルを監視する時間間隔を定義します。
デフォルト値:60
- 指定できる値:1〜600(単位:秒)
- ただし,監視対象ファイル名に「*(ワイルドカード)」を使用した総称名を監視対象ファイル名に指定する場合,監視間隔に1〜9は指定できません。
○ 受信イベントID JP1イベント受信監視ジョブの受信対象のイベントIDを定義します。
指定できる値:00000000:00000000〜FFFFFFFF:FFFFFFFF(16進数)○ イベント発行元ホスト名 JP1イベント受信監視ジョブのイベント発行元ホスト名を定義します。
指定できる文字数:1〜255(単位:バイト)○ 受信イベントメッセージ JP1イベント受信監視ジョブの,受信対象のイベントのメッセージ部分と比較する文字列を定義します。
指定できる文字数:1〜1,024(単位:バイト)○ 打ち切り後の状態 実行打ち切り時間が経過したあとのイベントジョブの状態を定義します。
起動条件内のジョブの場合,この定義項目は無効になります。
次の項目から指定します。
kl:強制終了
nr:正常終了
wr:警告検出終了
an:異常検出終了
デフォルト値:kl○
表5-14 アクションジョブ定義情報部の内容
項目名 定義内容 表示 送信イベントID JP1イベント送信ジョブが送信するイベントIDを定義します。
指定できる値:00000000〜00001FFF,7FFF8000〜7FFFFFFF(16進数)○ イベント送信先ホスト名 JP1イベント送信ジョブのイベント送信先ホスト名を定義します。
指定できる文字数:1〜255(単位:バイト)○ 送信イベントメッセージ JP1イベント送信ジョブが送信するイベントに付けるメッセージを定義します。
指定できる文字数:1〜1,023(単位:バイト)○ 送信イベント重大度 JP1イベント送信ジョブのイベントに付ける重大度を定義します。
次の項目から指定します。
em:「緊急」を設定します。
al:「警戒」を設定します。
cr:「致命的」を設定します。
er:「エラー」を設定します。
wr:「警告」を設定します。
no:「通知」を設定します。
in:「情報」を設定します。
db:「デバッグ」を設定します。
デフォルト値:no○ イベントの到達確認 イベント到達確認をするかどうかを定義します。
y:到達確認をします。
n:到達確認をしません。
デフォルト値:n○ 確認間隔 JP1イベントが到達していなかった場合に到達確認をする間隔を定義します。
指定できる値:3〜600(単位:秒)○ 確認回数 JP1イベントが到達していなかった場合に到達確認をする回数を定義します。
指定できる値:0〜999(単位:回)○ プラットフォーム JP1イベント送信ジョブを実行するプラットフォーム種別を次の項目から指定します。
p:Windows環境で実行します。
u:UNIX環境で実行します。
デフォルト値:p○
表5-15 ジョブ共通属性情報部の内容
項目名 定義内容 表示 実行ユーザー種別 ジョブ実行時のJP1ユーザーを定義します。
イベントジョブの場合,この定義項目は無効になります。
次の項目から指定します。
- ent:
- ジョブネットを登録したJP1ユーザーをジョブ実行時のJP1ユーザーとします。
デフォルト値:ent
- def:
- ジョブを所有するJP1ユーザーをジョブ実行時のJP1ユーザーとします。
○ 打ち切り時間 ジョブの実行打ち切り時間を実行開始時刻からの相対分で定義します。
起動条件内のジョブの場合,このパラメーターは無効になります。
指定できる値:1〜1,440(単位:分)○ 実行所要時間 終了遅延監視をするジョブの実行所要時間を定義します。
指定できる値:1〜1,440(単位:分)○ 実行先サービス キューイング属性の種別を次の項目から指定します。
q:キューイング属性あり。
n:キューイング属性なし。
デフォルト値:q○ 転送ファイル1 転送元ファイル名 転送元ファイル名をフルパス名で定義します。
UNIXジョブ,PCジョブ,QUEUEジョブ,およびそのリカバリージョブに指定できます。
指定できる文字数:1〜511(単位:バイト)○ 転送先ファイル名 エージェントホストの転送する転送先ファイル名を定義します。
UNIXジョブ,PCジョブ,QUEUEジョブ,およびそのリカバリージョブに指定します。
指定できる文字数:1〜511(単位:バイト)○ 自動削除 転送先ファイルの自動削除オプションを定義します。
UNIXジョブ,PCジョブ,およびそのリカバリージョブに指定できます。QUEUEジョブには指定できません。
sav:ファイルを保存します。
del:ファイルを削除します。○ 転送ファイル2 転送元ファイル名 転送元ファイル名をフルパス名で定義します。
UNIXジョブ,PCジョブ,QUEUEジョブ,およびそのリカバリージョブに指定できます。
指定できる文字数:1〜511(単位:バイト)○ 転送先ファイル名 エージェントホストの転送する転送先ファイル名を定義します。
UNIXジョブ,PCジョブ,QUEUEジョブ,およびそのリカバリージョブに指定します。
指定できる文字数:1〜511(単位:バイト)○ 自動削除 転送先ファイルの自動削除オプションを定義します。
UNIXジョブ,PCジョブ,およびそのリカバリージョブに指定できます。QUEUEジョブには指定できません。
sav:ファイルを保存します。
del:ファイルを削除します。○ 転送ファイル3 転送元ファイル名 転送元ファイル名をフルパス名で定義します。
UNIXジョブ,PCジョブ,QUEUEジョブ,およびそのリカバリージョブに指定できます。
指定できる文字数:1〜511(単位:バイト)○ 転送先ファイル名 エージェントホストの転送する転送先ファイル名を定義します。
UNIXジョブ,PCジョブ,QUEUEジョブ,およびそのリカバリージョブに指定します。
指定できる文字数:1〜511(単位:バイト)○ 自動削除 転送先ファイルの自動削除オプションを定義します。
UNIXジョブ,PCジョブ,およびそのリカバリージョブに指定できます。QUEUEジョブには指定できません。
sav:ファイルを保存します。
del:ファイルを削除します。○ 転送ファイル4 転送元ファイル名 転送元ファイル名をフルパス名で定義します。
UNIXジョブ,PCジョブ,QUEUEジョブ,およびそのリカバリージョブに指定できます。
指定できる文字数:1〜511(単位:バイト)○ 転送先ファイル名 エージェントホストの転送する転送先ファイル名を定義します。
UNIXジョブ,PCジョブ,QUEUEジョブ,およびそのリカバリージョブに指定します。
指定できる文字数:1〜511(単位:バイト)○ 自動削除 転送先ファイルの自動削除オプションを定義します。
UNIXジョブ,PCジョブ,およびそのリカバリージョブに指定できます。QUEUEジョブには指定できません。
sav:ファイルを保存します。
del:ファイルを削除します。○
表5-16 待ち合わせ条件定義情報部の内容
項目名 定義内容 表示 待ち合わせ対象ユニット名 待ち合わせ対象ユニットとするユニットの完全名を定義します。待ち合わせ条件を設定する場合は,必ずこの項目を定義してください。
複数定義する場合は,同一セル内に改行([Alt]+[Enter]キー)で区切って入力してください。
指定できる文字数:1〜930(単位:バイト)
既存の待ち合わせ対象ユニットを削除する場合は,ユニット名に続けて「:X」を入力してください(指定例:joba:X)。
既存の待ち合わせ対象ユニットをすべて削除する場合は,値を省略してください。○ 待ち合わせ方法 待ち合わせ対象ユニットの終了をどのように待ち合わせるかを指定します。省略した場合は,「and」が仮定されます。
- and:
- すべての待ち合わせ対象ユニットが終了したら実行します。
デフォルト値:and
- or:
- 待ち合わせ対象ユニットが一つでも終了したら実行します。
○ 待ち合わせる世代がない場合 待ち合わせ対象ユニットに,待ち合わせる世代がない場合の動作を指定します。省略した場合は,「開始しない」が仮定されます。
- 開始する:
- 実行を開始します。
デフォルト値:開始しない
- 開始しない:
- 実行を開始しません。
○
表5-17 ツールユニット定義情報部の内容
項目名 定義内容 表示 引き継ぎ情報 正規表現 出力マクロ変数に設定する値を切り出す条件を正規表現で定義します。
複数定義する場合は,同一セル内に改行([Alt]+[Enter]キー)で区切って入力してください。
指定できる文字数:1〜64(単位:バイト)○ 出力マクロ変数※ 出力マクロ変数を「?AJS2xxxxx?」の形式で定義します。
複数定義する場合は,同一セル内に改行([Alt]+[Enter]キー)で区切って入力してください。
指定できる文字数:1〜64(単位:バイト)
xxxxxの部分に指定できる文字:英大文字,数字,ピリオド(.)○
- 注※
- 出力マクロ変数に半角スペースまたは全角スペースが含まれる場合は,エクスポート時に取り除かれて定義されます。ただし,エクスポート実行結果ファイルの出力マクロ変数には,半角スペースまたは全角スペースが含まれたままになります(設定値は変更されません)。半角スペースまたは全角スペースを使用している出力マクロ変数を特定したい場合は,エラーチェック機能を使用してください。
表5-18 その他の定義情報部
項目名 定義内容 表示 その他の定義情報 一覧に出力されない定義情報をユニット定義パラメーターの形式で定義します。
- インポート時の表示について
- その他の定義情報のセルに出力された定義情報にタブ文字が含まれていた場合は,その他の定義情報のセル上にタブ文字は表示されません。
- エクスポート時の特殊文字について
- その他の定義情報のセル中で特殊文字を通常文字として扱う場合は,キャスト文字の指定が必要な場合があります。ユニット定義パラメーターの形式については,マニュアル「JP1/Automatic Job Management System 3 コマンドリファレンス2」,またはマニュアル「JP1/Automatic Job Management System 2 コマンドリファレンス」の定義情報の形式およびパラメーターを説明している個所を参照してください。
- なお,インポートで取得した定義情報については,「"(ダブルクォーテーションマーク)」と「#」はすでにキャストしてあるため,キャストする必要はありません。
○
カスタム情報定義情報部には,JP1/OJE for VOS3の詳細定義に関する「VOS3ジョブ定義情報部」と,JP1/AJS3 for Enterprise ApplicationsまたはJP1/AJS2 for Enterprise Applicationsの詳細定義に関する「R/3ジョブ定義情報部」があります。ここでは,定義内容だけ記載します。入力規則の詳細については,マニュアル「VOS3オープンジョブウェイ支援JP1/Open Job Entry」,マニュアル「JP1/Automatic Job Management System 3 for Enterprise Applications」,またはマニュアル「JP1/Automatic Job Management System 2 for Enterprise Applications」を参照してください。
表5-19 VOS3ジョブ定義情報部の内容
項目名 定義内容 表示 ホスト名 JP1/OJE for VOS3の[ジョブの設定ダイアログ]の[ホスト名]に指定する内容を指定します。
指定できる文字数:1〜15(単位:バイト)× ユーザ登録名 JP1/OJE for VOS3の[ジョブの設定ダイアログ]の[ユーザー登録名]に指定する内容を指定します。
指定できる文字数:1〜7(単位:バイト)× パスワード※ JP1/OJE for VOS3の[ジョブの設定ダイアログ]の[パスワード]に指定する内容を指定します。
指定できる文字数:1〜8(単位:バイト)× グループ名 JP1/OJE for VOS3の[ジョブの設定ダイアログ]の[グループ名]に指定する内容を指定します。
指定できる文字数:1〜8(単位:バイト)× データセット名 JP1/OJE for VOS3の[ジョブの設定ダイアログ]の[データセット名]に指定する内容を指定します。
指定できる文字数:1〜44(単位:バイト)× メンバ名 JP1/OJE for VOS3の[ジョブの設定ダイアログ]の[メンバ名]に指定する内容を指定します。
指定できる文字数:1〜8(単位:バイト)× 終了報告 JP1/OJE for VOS3の[ジョブの設定ダイアログ]の[終了報告]に指定する内容を指定します。
指定できる値:1〜3
1:ジョブ実行終了時
2:ジョブの登録時
3:終了報告を受信しない× ジョブ入力方法 JP1/OJE for VOS3の[ジョブの設定ダイアログ]の[ジョブ入力方法]に指定する内容を指定します。
次の項目から指定します。
N:オープンバッチ
C:クローズバッチ×
- 注※
- インポートした値はスクランブルが掛かったまま表示されます。
- なお,JP1/AJS3 - Definition Assistantではスクランブル機能には対応していないため,任意の値を定義できません。インポートした値はそのままエクスポートしてください。
表5-20 R/3ジョブ定義情報部の内容
項目名 定義内容 表示 ホスト名 JP1/AJS3 for Enterprise ApplicationsまたはJP1/AJS2 for Enterprise Applicationsのコマンド引数-hで指定するホスト名を指定します。
指定できる文字数:1〜100(単位:バイト)× システム番号 JP1/AJS3 for Enterprise ApplicationsまたはJP1/AJS2 for Enterprise Applicationsのコマンド引数-sで指定するシステム番号を指定します。
指定できる値:0〜99× あて先 JP1/AJS3 for Enterprise ApplicationsまたはJP1/AJS2 for Enterprise Applicationsのコマンド引数-dで指定するあて先を指定します。
指定できる文字数:1〜64(単位:バイト)× クライアント JP1/AJS3 for Enterprise ApplicationsまたはJP1/AJS2 for Enterprise Applicationsのコマンド引数-cで指定するクライアントを指定します。
指定できる値:0〜999× ユーザー名 JP1/AJS3 for Enterprise ApplicationsまたはJP1/AJS2 for Enterprise Applicationsのコマンド引数-uで指定するユーザー名を指定します。
ユーザー名には,小文字の半角英字を指定できません。
指定できる文字数:1〜12(単位:バイト)× パスワード※1 JP1/AJS3 for Enterprise ApplicationsまたはJP1/AJS2 for Enterprise Applicationsのコマンド引数-pで指定するパスワードを指定します。
指定できる文字数:1〜10(単位:バイト)× 拡張パスワード※1 JP1/AJS3 for Enterprise ApplicationsまたはJP1/AJS2 for Enterprise Applicationsのコマンド引数-p2で指定する拡張パスワードを指定します。
指定できる文字数:1〜40(単位:バイト)× ジョブ名 JP1/AJS3 for Enterprise ApplicationsまたはJP1/AJS2 for Enterprise Applicationsのjr3bjsubコマンド引数-jnで指定するジョブ名を指定します。
ジョブ名には,小文字の半角英字を指定できません。
指定できる文字数:1〜32(単位:バイト)× ジョブステップ プログラム種別 JP1/AJS3 for Enterprise ApplicationsまたはJP1/AJS2 for Enterprise Applicationsのジョブステップのプログラム種別を指定します。
複数指定する場合は,同一セル内に改行([Alt]+[Enter]キー)で区切って入力してください。
pa:ABAPプログラム
px:外部プログラム× プログラム JP1/AJS3 for Enterprise ApplicationsまたはJP1/AJS2 for Enterprise Applicationsのjr3bjsubコマンド引数-paで指定するABAPプログラム,または-pxで指定する外部プログラムを指定します。
ABAPプログラムの場合,プログラムには小文字の半角英字を指定できません。
複数指定する場合は,同一セル内に改行([Alt]+[Enter]キー)で区切って入力してください。
- 1行に指定できる文字数:
- ABAPプログラム:1〜40(単位:バイト)
- 外部プログラム:1〜128(単位:バイト)
× バリアント JP1/AJS3 for Enterprise ApplicationsまたはJP1/AJS2 for Enterprise Applicationsのjr3bjsubコマンド引数-var,またはコマンド引数-argで指定するバリアントを指定します。
ABAPプログラムの場合,バリアントには小文字の半角英字を指定できません。
複数指定する場合は,同一セル内に改行([Alt]+[Enter]キー)で区切って入力してください。
- 1行に指定できる文字数:
- ABAPプログラム:1〜14(単位:バイト)
- 外部プログラム:1〜255(単位:バイト)
× 権限ユーザー JP1/AJS3 for Enterprise ApplicationsまたはJP1/AJS2 for Enterprise Applicationsのjr3bjsubコマンド引数-authで指定する権限ユーザーを指定します。
権限ユーザーには,小文字の半角英字を指定できません。
複数指定する場合は,同一セル内に改行([Alt]+[Enter]キー)で区切って入力してください。
1行に指定できる文字数:1〜12(単位:バイト)× 対象ホスト JP1/AJS3 for Enterprise ApplicationsまたはJP1/AJS2 for Enterprise Applicationsのjr3bjsubコマンド引数-xpgtghで指定するホスト名を指定します。
複数指定する場合は,同一セル内に改行([Alt]+[Enter]キー)で区切って入力してください。
1行に指定できる文字数:1〜32(単位:バイト)× 保管モード JP1/AJS3 for Enterprise ApplicationsまたはJP1/AJS2 for Enterprise Applicationsのjr3bjsubコマンド引数-armodeで指定する,実行結果の保管方法を指定します。
複数指定する場合は,同一セル内に改行([Alt]+[Enter]キー)で区切って入力してください。
P:印刷
A:アーカイブ
PA:印刷とアーカイブ
デフォルト値:P× 出力先 JP1/AJS3 for Enterprise ApplicationsまたはJP1/AJS2 for Enterprise Applicationsのjr3bjsubコマンド引数-outで指定する出力先を指定します。
出力先には,小文字の半角英字を指定できません。
複数指定する場合は,同一セル内に改行([Alt]+[Enter]キー)で区切って入力してください。
1行に指定できる文字数:1〜4(単位:バイト)× 行 JP1/AJS3 for Enterprise ApplicationsまたはJP1/AJS2 for Enterprise Applicationsのjr3bjsubコマンド引数-lnで指定する出力書式の行数を指定します。
複数指定する場合は,同一セル内に改行([Alt]+[Enter]キー)で区切って入力してください。
指定できる値:1〜255(単位:行)× 列 JP1/AJS3 for Enterprise ApplicationsまたはJP1/AJS2 for Enterprise Applicationsのjr3bjsubコマンド引数-colで指定する出力書式の列数を指定します。
複数指定する場合は,同一セル内に改行([Alt]+[Enter]キー)で区切って入力してください。
指定できる値:1〜255(単位:列)× 書式 JP1/AJS3 for Enterprise ApplicationsまたはJP1/AJS2 for Enterprise Applicationsのjr3bjsubコマンド引数-fmtで指定する書式を指定します。
書式には,小文字の半角英字を指定できません。
複数指定する場合は,同一セル内に改行([Alt]+[Enter]キー)で区切って入力してください。
指定できる値:1〜16(単位:バイト)× 印刷部数 JP1/AJS3 for Enterprise ApplicationsまたはJP1/AJS2 for Enterprise Applicationsのjr3bjsubコマンド引数-ccで指定する印刷部数を指定します。
複数指定する場合は,同一セル内に改行([Alt]+[Enter]キー)で区切って入力してください。
指定できる値:1〜255(単位:部)
デフォルト値:1× 権限 JP1/AJS3 for Enterprise ApplicationsまたはJP1/AJS2 for Enterprise Applicationsのjr3bjsubコマンド引数-shwpwdで指定する権限を指定します。
権限には,小文字の半角英字を指定できません。
複数指定する場合は,同一セル内に改行([Alt]+[Enter]キー)で区切って入力してください。
1行に指定できる文字数:1〜12(単位:バイト)× スプール保存期間 JP1/AJS3 for Enterprise ApplicationsまたはJP1/AJS2 for Enterprise Applicationsのjr3bjsubコマンド引数-rpdで指定するスプール保存期間を指定します。
複数指定する場合は,同一セル内に改行([Alt]+[Enter]キー)で区切って入力してください。
- n:印刷要求を保存する日数を指定します。
- nには,1〜8(単位:日)を指定します。
デフォルト値:8
- unlimited:印刷要求を無期限に保存します。
× SAP表紙 JP1/AJS3 for Enterprise ApplicationsまたはJP1/AJS2 for Enterprise Applicationsのjr3bjsubコマンド引数-sapcvrで指定するSAP表紙を指定します。
複数指定する場合は,同一セル内に改行([Alt]+[Enter]キー)で区切って入力してください。
Y:SAP表紙を印刷します。
N:SAP表紙を印刷しません。
D:使用する印刷装置の設定に従います。
デフォルト値:D× 受信者 JP1/AJS3 for Enterprise ApplicationsまたはJP1/AJS2 for Enterprise Applicationsのjr3bjsubコマンド引数-receiverで指定する受信者を指定します。
受信者には,小文字の半角英字を指定できません。
複数指定する場合は,同一セル内に改行([Alt]+[Enter]キー)で区切って入力してください。
1行に指定できる文字数:1〜12(単位:バイト)× オブジェクトタイプ JP1/AJS3 for Enterprise ApplicationsまたはJP1/AJS2 for Enterprise Applicationsのjr3bjsubコマンド引数-objtypで指定するオブジェクトタイプを指定します。
オブジェクトタイプには,小文字の半角英字を指定できません。
複数指定する場合は,同一セル内に改行([Alt]+[Enter]キー)で区切って入力してください。
1行に指定できる文字数:1〜10(単位:バイト)× 文書タイプ JP1/AJS3 for Enterprise ApplicationsまたはJP1/AJS2 for Enterprise Applicationsのjr3bjsubコマンド引数-doctypで指定する文書タイプを指定します。
文書タイプには,小文字の半角英字を指定できません。
複数指定する場合は,同一セル内に改行([Alt]+[Enter]キー)で区切って入力してください。
1行に指定できる文字数:1〜10(単位:バイト)× 情報ID JP1/AJS3 for Enterprise ApplicationsまたはJP1/AJS2 for Enterprise Applicationsのjr3bjsubコマンド引数-infoで指定する情報IDを指定します。
複数指定する場合は,同一セル内に改行([Alt]+[Enter]キー)で区切って入力してください。
1行に指定できる文字数:1〜3(単位:バイト)× 情報テキスト JP1/AJS3 for Enterprise ApplicationsまたはJP1/AJS2 for Enterprise Applicationsのjr3bjsubコマンド引数-textで指定する内容説明を指定します。
情報テキストには,小文字の半角英字を指定できません。
複数指定する場合は,同一セル内に改行([Alt]+[Enter]キー)で区切って入力してください。
1行に指定できる文字数:1〜40(単位:バイト)× 他のジョブステップ情報 一覧に表示されないJP1/AJS3 for Enterprise ApplicationsまたはJP1/AJS2 for Enterprise Applicationsのjr3bjsubコマンドのジョブステップ情報を指定します。
コマンド引数形式で指定してください。
複数指定する場合は,同一セル内に改行([Alt]+[Enter]キー)で区切って入力してください。× 他のR/3ジョブ定義情報※2 一覧に表示されないJP1/AJS3 for Enterprise ApplicationsまたはJP1/AJS2 for Enterprise Applicationsのjr3bjsubコマンド引数を指定します。
コマンド引数形式で指定してください。ジョブステップ情報は指定しないでください。×
- 注※1
- スクランブルは掛からず,そのまま表示されます。
- 注※2
- 値に改行が含まれる場合,改行文字は削除され,複数行のデータは1行のデータとして扱われます。
表5-21 最終更新日時情報部の内容
項目名 定義内容 表示 最終更新日時 ユニットの最終更新日時を表示します。
この項目は,エクスポートの対象ではありません。また,値を変更することはできません。○
表5-22 エラーメッセージ情報部の内容
項目名 定義内容 表示 エラーメッセージ エラーメッセージを表示します。
この項目は,エクスポートの対象ではありません。○
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