JP1/Automatic Job Management System 3 トラブルシューティング
監視モードで表示される状態が「状態不明」となるときの対処方法を次に示します。
[詳細情報−[AJS3ユニット監視オブジェクト]]ダイアログボックスの[情報]に表示されるメッセージに従って対処してください。
- <この節の構成>
- (1) KAVC6xxx-Eで表示されるメッセージについて
- (2) KAVSxxxx-Eで表示されるメッセージについて
(1) KAVC6xxx-Eで表示されるメッセージについて
マニュアル「JP1/Automatic Job Management System 3 メッセージ1 2.2 KAVCで始まるメッセージ(JP1/AJS3 Consoleに関するメッセージ)」に記載されている,KAVC6001〜KAVC7000のメッセージの対処方法を参照してください。
(2) KAVSxxxx-Eで表示されるメッセージについて
マニュアル「JP1/Automatic Job Management System 3 メッセージ1 2.3 KAVSで始まるメッセージ(スケジューラーに関するメッセージ)」に記載されているメッセージの対処方法を参照してください。
なお,次に示すメッセージが表示された場合の対処方法について説明します。
(a) メッセージ「KAVS1600-E ユニット名の指定に誤りがあります」が表示される場合
次の要因が考えられます。
- 指定したユニットがない。
- 指定したユニットに対する権限がない。
- 指定したユニットのユニット種別が,次のどれかである。
- マネージャージョブグループ,マネージャージョブネット
- ネストジョブネットやジョブなどのユニット(ルートジョブネットより下の階層になければならないユニット)
- JP1/AJS3 Console Agentホスト上のユーザーマッピングの設定で,JP1/AJS3 Console ManagerホストからアクセスするJP1ユーザーに対してユーザーマッピングされたOSユーザーが,JP1/AJS3 Console Agentホスト上のJP1ユーザーに対してユーザーマッピングされていない。
監視対象のAJS3ユニットには,状態が取得できるユニットを指定してください。
(b) メッセージ「KAVS1601-E 指定したユニットに対する要求は処理できません」が表示される場合
指定したユニットに対する要求はサポートされていないため,状態が取得できません。
監視対象のAJS3ユニットには,状態が取得できるユニットを指定してください。
(c) メッセージ「KAVS1005-E 認証サーバに接続できません」が表示される場合
次の要因が考えられます。
- 監視を開始したあと,監視先ホストのJP1/Baseの設定で誤った認証サーバを指定した。
- 監視を開始したあと,監視先ホストで指定している認証サーバが停止した。
- 監視を開始したあと,監視先ホストと認証サーバホストとの間でネットワークの接続ができなくなった。
エラーになった要因を取り除いてください。対処後は監視先ホストで次回状態取得時から正しく状態が表示されます。
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