JP1/Automatic Job Management System 3 運用ガイド
ajsrestoreコマンドまたはJP1/AJS3 - Viewでユニットを回復するために必要な権限を次の表に示します。
表4-5 回復するために必要な権限
対象 回復に必要な操作権限 退避ボックス OSユーザーでのディレクトリ移動権限 退避ファイル OSユーザーでの更新権限 回復する階層の上位のユニット JP1ユーザーでの参照権限 回復する階層 JP1ユーザーでの参照権限 回復する階層の下位のユニット JP1ユーザーでの参照権限 JP1/AJS3 - Viewでユニットを回復する手順を説明します。
- [JP1/AJS3 - View]ウィンドウまたは[ジョブネットエディタ]ウィンドウで,回復先のジョブネットまたはジョブグループを選択する。
- [ファイル]−[回復]を選択する。
[回復]ダイアログボックスが表示されます。ダイアログボックスの[退避ボックス]には,現在定義されている退避ボックス名が表示されています。
- [退避ボックス]でボックス名を選択する。
選択した退避ボックスに格納されている退避ファイル一覧が[退避ファイル]に表示されます。
- [退避ファイル]から退避ファイル名を選択してダブルクリックする。
ファイル名が[回復の対象]に入力されます。
- [OK]ボタンをクリックする。
指定した場所にユニットが回復されます。
ajsrestoreコマンドでユニットを回復する例を次に示します。
- (例)
- 退避ボックス(BACKUP)の中に退避したユニットを回復する場合
ajsrestore -n BACKUPajsrestoreコマンドの詳細については,マニュアル「JP1/Automatic Job Management System 3 コマンドリファレンス1 2. コマンド ajsrestore」を参照してください。
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