JP1/Automatic Job Management System 3 導入ガイド
この節では,JP1/AJS3のジョブ実行の仕組みについて説明します。
JP1/AJS3のUNIXジョブ,PCジョブ,イベントジョブ,アクションジョブ,およびカスタムジョブの実行環境は,マネージャーホストとエージェントホストによって構成されます。ジョブの実行時には,マネージャーホストからエージェントホストにジョブを転送して実行します。
JP1/AJS3のジョブ実行の流れを次の図に示します。
図5-1 JP1/AJS3のジョブ実行の流れ
エージェントホストでジョブを実行する場合,ジョブを実行する実行エージェントを定義します。実行するジョブの定義では,ジョブの実行先として実行エージェントを指定します。ジョブの実行順序になると,実行エージェントに指定されたエージェントホストに対してジョブを転送して実行します。
ジョブ実行の仕組みを次の図に示します。
図5-2 ジョブ実行の仕組み
また,実行エージェントをグルーピングした実行エージェントグループを使用して負荷分散することもできます。
- <この節の構成>
- 5.1.1 実行エージェント
- 5.1.2 ジョブの実行多重度
- 5.1.3 実行エージェントグループ
- 5.1.4 デフォルト実行エージェント
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