jssitemeditコマンドの実行結果をユーザー公開用のログファイル（jssitemedit_info数字.log）に出力するかどうか，また，そのログファイルのサイズ，面数を定義したファイルです。デフォルトでは，出力する設定となっています。JP1/IM - Managerなどの連携製品からjssitemeditコマンドを自動実行する場合には，ログファイルに実行結果を出力する運用にしてください。

;コメント文 [LOG] EDIT_LOG=ログファイル出力をする／しない EDIT_FILESIZE=ログファイルサイズ EDIT_FILENUM=ログファイル面数

「;（セミコロン）」で始まる行はコメント扱いとなります。

• jp1itemedit.conf（ユーザーログ定義ファイル）
• jp1itemedit.conf.model（ユーザーログ定義ファイルのモデルファイル）^※
  

  注※

  モデルファイルはユーザーログ定義ファイルの内容をリセットする場合に利用してください。ユーザーログ定義ファイルを削除し，モデルファイルをコピー，リネームすることでユーザーログ定義ファイルとして使用できます。

IM-SSパス\conf\command\

jssitemeditコマンドを実行すると反映されます。

次で説明する指定キーが編集できます。なお，指定キーと値は「=（イコール）」でつなぎます。

表11-51　ユーザーログ定義ファイルで設定できる指定キー一覧

指定キー名	説明	デフォルト値
EDIT_LOG	ログファイル（jssitemedit_info数字.log）を出力するかどうかを指定する。設定が不正な場合は，ログファイルは出力されない。 出力先フォルダ：IM-SSパス\log\command\jssitemedit\ 指定できる値はY（出力する），またはN（出力しない）。	Y
EDIT_FILESIZE	ログファイル（jssitemedit_info数字.log）のサイズをキロバイト換算で指定する。 指定できる値は4〜16384の半角数字（整数）。	8192
EDIT_FILENUM	ログファイル（jssitemedit_info数字.log）の面数を指定する。 指定できる値は1〜64の半角数字（整数）。	2

ログファイルに出力されるメッセージについては，「12.1　メッセージの出力先」を参照してください。

ログファイルを出力する設定にすると，ログファイル出力先フォルダ（IM-SSパス\log\command\jssitemedit\）下にmmapフォルダが作成されます。運用開始後，ログファイルのサイズと面数を変更する場合には，このmmapフォルダを削除してください。削除しないと変更が有効になりません。

ログファイルを出力する設定に変更した場合の定義例を次に示します。

[LOG]
EDIT_LOG=Y
EDIT_FILESIZE=8192
EDIT_FILENUM=2