JP1/Integrated Management - Manager 画面リファレンス

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2.17.4 [ユーザー環境設定]画面(JP1/IM - Managerのバージョンが08-51以前の場合)

この画面は,JP1/IM - Managerのバージョンが08-51以前の場合に表示される[ユーザー環境設定]画面です。[ユーザー環境設定]画面を次に示します。

図2-31 [ユーザー環境設定]画面

[図データ]

表示項目を次に示します。

[表示内容の自動更新]
[イベントコンソール]画面の[イベント監視]ページと[重要イベント]ページの表示内容を自動的に更新するかどうかを指定します。
自動更新をする場合は,[する]を選択し,[更新間隔]を入力します。
[更新間隔]に指定できる範囲は,1〜10,000秒です。デフォルトは5秒です。
自動更新をしない場合は,[しない]を選択します。

[スクロールバッファー]
[イベントコンソール]画面の[イベント監視]ページと[重要イベント]ページ,および「イベント検索」ページに表示するイベント件数の最大値を指定します。
指定できる範囲は,10〜2,000件です。デフォルトは500件です。
WWWページ版のJP1/IM - Viewの場合は,10〜1,000件です。デフォルトは,100件です。
[更新時のイベント取得件数]および[検索時のイベント取得件数]以上の値を指定してください。
この値を小さくすると,一部のJP1イベントが表示されないことがありますので,注意してください。
この値を現在の値より大きくすると,設定した値は,画面の自動更新や[最新情報に更新]で,次に画面が更新されたときから有効になります。
この値を大きくし過ぎると,JP1/IM - Viewの起動時に,[イベントコンソール]画面の表示に時間がかかる場合があります。
スクロールバッファーの設定は,セントラルコンソール・ビューアーのメモリー所要量を見積もり,マシンのリソースに余裕があることを確認した上で行ってください。なお,メモリー所要量を見積もるための計算式については,JP1/IM - Viewのリリースノートを参照してください。

[更新時のイベント取得件数]
[イベントコンソール]画面の表示内容を更新するときに,1回の通信でイベントコンソールサービスから取得するイベントの件数を指定します。更新されるタイミングは,この画面の[表示内容の自動更新]で指定した秒数が経過したとき,または[イベントコンソール]画面のメニューで[表示]−[最新情報に更新]を選択したときにです。
なお,自動更新を設定した場合,更新はイベントコンソールサービスのイベントバッファー上に未取得のJP1イベントがなくなるまで繰り返して実行されます。
指定できる値は,1〜200件,デフォルトは,20件です。
[スクロールバッファー]よりも小さい値を指定してください。

[検索時のイベント取得件数]
イベント検索実行時に1回のイベント検索で取得するイベントの件数を指定します。
指定できる値は,1〜2,000件,デフォルトは,20件です。
WWWページ版のJP1/IM - Viewの場合は,1〜1,000件,デフォルトは20件です。
[スクロールバッファー]よりも小さい値を指定してください。

[表示項目]
[イベントコンソール]画面のイベント一覧に表示する項目を指定します。
イベント一覧に表示される項目は[表示項目]に,イベント一覧に表示されない項目は[表示できる項目]ボックスに入っています。表示するかどうかの設定を切り替えるには,項目を選択して,[−>]ボタンまたは[<−]ボタンをクリックします。
[表示項目]ボックス内の項目の表示順序は,イベント一覧での表示順序を表します。表示順序を変更したい場合は,項目を選択して,[上へ移動]ボタンまたは[下へ移動]ボタンをクリックして,項目名を移動させます。
この画面で表示を設定できる項目は,次のとおりです。
  • 重大度,登録時刻,登録ホスト名,ユーザー名,メッセージ,オブジェクトタイプ,イベントID,開始時刻,終了時刻,プロダクト名,オブジェクト名,登録名タイプ,登録名,到着時刻,アクション,事象種別,イベントDB内通し番号,発行元プロセスID,発行元ユーザーID,発行元グループID,発行元ユーザー名,発行元グループ名,発行元イベントDB内通し番号,種別,アクション種別,重大度(変更前)※1,重大度変更※1,およびメモ※2
    ※1 統合監視DBを使用する場合に,重大度変更機能を有効にしたとき設定できる項目です。
    ※2 統合監視DBを使用する場合に,メモ情報の設定機能を有効にしたとき設定できる項目です。
なお,[イベントコンソール]画面および[関連イベント一覧]画面では,この画面での設定にかかわらず,イベントの対処状況がイベント一覧の先頭の項目になります。
また,繰り返しイベントの集約表示機能が有効になっている場合は,「集約状態」が「対処状況」の次に表示されます。集約表示機能を有効から無効に変更しても,再ログインするまで「集約状態」は表示されたままになります。

[表示列の幅]
[イベントコンソール]画面の各ページのイベント一覧に表示される項目の列幅の大きさをJP1/IM - Viewのログアウト時に保存するかどうかを指定します。
イベント一覧に表示される項目の列幅は,マウスでドラッグすることによって任意の幅に変更できます。一つのページ(例:[イベント監視]ページ)で列幅を変更すると,ほかの二つのページ(例:[重要イベント]ページおよび[イベント検索]ページ)の列幅も変更されます。ログアウト時にそのときの列幅の大きさを保存する場合は,[画面を閉じた時の状態を保存する]チェックボックスをチェックします。

[カラーリング]
[イベントコンソール]画面の[イベント監視]ページおよび[イベント検索]ページに表示される特定のイベントに,背景色を付けるかどうかを指定します。背景色が付く対象となるイベントは,重大度が「緊急」,「警戒」,「致命的」,「エラー」および「警告」のイベントです。
背景色を付ける場合は,[有効]チェックボックスをチェックします。
背景色については,「2.1 [イベントコンソール]画面の概要」を参照してください。

[集約表示]
繰り返しイベントの集約表示をするかどうかを設定します。
[ユーザー環境設定]画面の[OK]ボタンをクリックすると,集約中のイベントは集約完了します。

[有効]
繰り返しイベントを集約する場合に,[有効]チェックボックスをチェックします。繰り返しイベントの集約表示は,[ユーザー環境設定]画面での設定が反映されたあと受信したイベントから適用されます。設定が反映される前に受信したイベントは,繰り返しイベントの集約表示の対象とはなりませんので注意してください。
デフォルトは,チェックが付いていない状態です。

[タイムアウト時間]
繰り返しイベントを集約する場合のタイムアウト時間を指定します。指定できる値は1〜3,600秒,デフォルトは60秒です。
集約開始イベントと受信イベントの到着時刻の差がタイムアウト時間を過ぎた場合,イベントの集約が完了します。

[指定期間のイベント表示]
指定期間のイベント表示機能を使用するかどうかを設定します。

[有効]
指定期間のイベント表示をする場合に,[有効]チェックボックスをチェックします。チェックすると,[イベント監視]ページおよび[重要イベント]ページに[指定期間のイベント表示]チェックボックスが表示されます。

[基準時刻]
JP1イベントを表示する時刻を指定します。[時]に指定できる値は,00〜23で,デフォルトは09です。[分]に指定できる値は,00〜59で,デフォルトは00です。

[表示期間]
JP1イベントを表示する期間を指定します。1〜31の値が指定できます。デフォルトは1です。

[実行結果表示行数]
[コマンド実行]画面に表示する実行結果の行数を指定します。
指定できる値は100〜10,000行,デフォルトは100行です。
WWWページ版のJP1/IM - Viewの場合,この項目は非活性です。
また,JP1_Console_Admin権限またはJP1_Console_Operator権限がない場合,この項目は非活性です。

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