JP1/Integrated Management - Manager 構築ガイド
相関イベント発行履歴ファイルのサイズ,および面数を設定する手順について説明します。なお,デフォルトの設定で問題ない場合,ここで説明する手順を実施する必要はありません。
相関イベント発行履歴ファイルのサイズ,および面数のデフォルト値を次に示します。
表4-2 相関イベント発行履歴ファイルのデフォルト値
項目 デフォルト値 サイズ 10メガバイト 面数 3面 サイズおよび面数を設定する手順を次に示します。
- 相関イベント発行環境定義ファイルを作成する。
相関イベント発行環境定義ファイルは,任意のファイルで作成します。
相関イベント発行環境定義ファイルに記述するパラメーターや,設定できる値の詳細については,マニュアル「JP1/Integrated Management - Manager コマンド・定義ファイルリファレンス」の「相関イベント発行環境定義ファイル」(2. 定義ファイル)を参照してください。
なお,作成した相関イベント発行環境定義ファイルは,次に示すディレクトリに格納しておくことをお勧めします。
表4-3 相関イベント発行環境定義ファイルを格納するディレクトリ
OS 格納先※ Windows
- 物理ホストのとき
- Consoleパス\default\
- 論理ホストのとき
- 共有フォルダ\jp1cons\default\
UNIX
- 物理ホストのとき
- /etc/opt/jp1cons/default/
- 論理ホストのとき
- 共有ディレクトリ/jp1cons/default/
- 注※
- 相関イベント発行環境定義ファイルを上記のディレクトリに格納しておくことで,ほかの定義ファイルと同様に資料採取ツールで自動採取できます。
- jbssetcnfコマンドを実行する。
作成した相関イベント発行環境定義ファイルを引数にして,jbssetcnfコマンドを実行します。
jbssetcnfコマンドを実行すると,JP1共通定義情報へ相関イベント発行環境定義ファイルの設定が反映されます。jbssetcnfコマンドについては,マニュアル「JP1/Base 運用ガイド」を参照してください。
- jco_spmd_reloadコマンドを実行するか,JP1/IM - Managerを再起動する。
定義した内容が有効になります。jco_spmd_reloadコマンドについては,マニュアル「JP1/Integrated Management - Manager コマンド・定義ファイルリファレンス」の「jco_spmd_reload」(1. コマンド)を参照してください。
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