JP1/Performance Management - Agent Option for Oracle(R) WebLogic Server
スレッドプールのキューに滞留中のリクエスト数を監視することで,ユーザーに対する応答速度の低下を検出したり,予測したりできます。
スレッドプールのキューに滞留しているリクエスト数は,監視テンプレートで提供している「Thread Pool Queue」アラームを使用することで監視できます。
監視テンプレート「Thread Pool Queue」アラームを次の表に示します。
表1-3 監視テンプレート「Thread Pool Queue」アラーム
アラーム 使用レコード 使用フィールド 異常条件 警告条件 値の見方 Thread Pool Queue PI_THRP Queue Length Queue Length >= 20 Queue Length >= 1 スレッドプールのキューに滞留しているリクエスト数。
- しきい値に対する考え方
- スレッドプールのキューに滞留しているリクエスト数が多くなるに従って,リクエストへの応答が遅くなると考えられます。
- 対処方法
- スレッドプールのキューに滞留しているリクエスト数が多くなった要因を調査してください。主な要因としては,リクエスト数の増大が考えられます。この場合,十分な応答性能が維持できるようにスレッドプールサイズを調整してください。
Thread Pool Queueアラームの詳細については,「5. 監視テンプレート」の「Thread Pool Queue」を参照してください。
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