JP1/Performance Management - Agent Option for Platform(UNIX(R)用)
機能
Logged Messages(PL_MESS)レコードには,Messages Fileプロパティ,またはイベントファイルで指定したログファイルに書き込まれたメッセージが格納されます。ログファイルに書き込まれたメッセージ1行ごとに1件のレコードが作成されます。このレコードは,複数インスタンスレコードです。
なお,Messages Fileプロパティの詳細については,「付録F.2 Agent Collectorサービスのプロパティ一覧」を参照してください。イベントファイルの詳細については,「3. ログ情報の収集」を参照してください。
- 注意
- Linuxの場合は,使用できません。
- このレコードの監視対象となるログファイルは単調増加ファイルだけです。ログファイルの監視を開始してからの増分をデータとして取得します。増分がない場合は,データは取得されません。
- 監視対象のログファイルは,絶対パスをMessages Fileプロパティまたはイベントファイルで指定してください。Messages Fileプロパティとイベントファイルの両方にログファイルが設定されている場合は,どちらのログファイルも監視対象となります。Messages Fileプロパティに指定したログファイルに誤りがあると,PFM - Agent for Platformを起動したときに,OSでエラーが発生し,KAVF10150-Wのメッセージが表示されます。イベントファイルに指定したログファイルに誤りがある場合は,KAVF10203-Wのメッセージが表示されます。これらのメッセージが出力されている場合は,ログファイルを変更して,PFM - Agent for Platformを再起動してください。
- イベントファイル内で,同じパスと同じ識別子(id)を複数指定した場合,一つのレコードに集約されます。ただし,Messages Fileプロパティとイベントファイル両方に同じパスと識別子(id)を指定した場合,別のレコードとして記録されます。
- ログファイルに空白を指定すると,ログファイルは監視されません。
- このレコードをリアルタイムレポートで表示する場合,次のように表示が変わります。
・[デルタ値で表示]をチェックしていない場合,サービス起動時点から現在までに追加されたすべてのメッセージテキストが表示されます。
・[デルタ値で表示]をチェックしている場合,表示間隔の間に追加されたメッセージテキストだけが表示されます。
デフォルト値および変更できる値
項目 デフォルト値 変更可否 Collection Interval 60 ○ Collection Offset 0 ○ Log No ○ LOGIF 空白 ○
ODBCキーフィールド
PL_MESS_MESSAGE_TEXT
ライフタイム
なし
レコードサイズ
- 固定部:681バイト
- 可変部:512バイト
フィールド
PFM-View名
(PFM-Manager名)説明 要約 形式 デルタ サポート対象外 データソース Interval(INTERVAL) Logged Messages(PL_MESS)レコードが格納されたインターバル時間(秒単位)。常に「0」。 − ulong No HP-UX,
Solaris,
AIX,
Linux− Message Text(MESSAGE_TEXT) メッセージテキスト。ログファイルから取った1行の情報で構成される。 − string(512) No Linux − Record Time(RECORD_TIME) レコードが作成された時刻(グリニッジ標準時)。 − time_t No Linux − Record Type(INPUT_RECORD_TYPE) レコード種別。常に「MESS」。 − char(8) No Linux −
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