JP1/Performance Management - Agent Option for Platform(UNIX(R)用)

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4.1 ユーザーレコード収集の概要

PFM - Agent for Platformでは,デフォルトでは用意されていないパフォーマンスデータを収集し,レコードに格納できます。このパフォーマンスデータを格納したレコードをユーザーレコードと呼びます。

ユーザーレコードの設定ができる情報と,それに対応するレコードを次の表に示します。

表4-1 ユーザーレコードの設定ができる情報と,それに対応するレコード

収集設定できる情報 レコード
ワークグループ情報 PI_WGRPレコード
プロセスの稼働・非稼働情報 PD_APP2レコード
PD_APPDレコード
PD_APSレコード
PD_APSIレコード
アプリケーションの稼働・非稼働情報 PD_APPレコード
ユーザー独自のパフォーマンスデータ PD_UPDレコード
PD_UPDBレコード
PI_UPIレコード
PI_UPIBレコード

各ホストで設定されたユーザーレコードは,ほかのレコードと同様,PFM - Web Consoleでレポートの表示やアラームでの監視に利用できます。

それぞれのレコードで,複数のパフォーマンスデータを収集する場合,パフォーマンスデータごとにユーザーレコードのフィールドが1行ずつ追加されます。その結果,それぞれのユーザーレコードは,複数行のレコードになります。複数行のレコードとは,複数インスタンスレコードのことです。

<この節の構成>
4.1.1 ユーザーレコードとして定義できる情報

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