JP1/Performance Management - Remote Monitor for Microsoft(R) SQL Server
監視対象を更新したい場合は,監視対象名を確認し,PFM - RMホストで監視対象を設定します。
更新する監視対象の情報は,次の表であらかじめ確認してください。Microsoft SQL Serverの監視対象の詳細については,Microsoft SQL Serverのマニュアルを参照してください。
表2-11 PFM - RM for Microsoft SQL Serverの監視対象の設定
項目 説明 設定できる値 デフォルト値 TARGET_HOST この値は更新できる。
監視対象となるMicrosoft SQL Serverが稼働しているホスト名。論理ホストの場合は,論理ホスト名。− 前回の設定値 SQL_INSTANCE この値は更新できる。
監視対象となるMicrosoft SQL Serverのインスタンス名。− 前回の設定値 SQL_USER この値は更新できる。
SQL Server認証に使用するMicrosoft SQL Serverのユーザー名。− 前回の設定値 SQL_PASSWORD この値は更新できる。
SQL Server認証に使用するMicrosoft SQL Serverのユーザーのパスワード。− 前回の設定値 TIMEOUT この値は更新できる。
データベースアクセス時のクエリータイムアウト時間を秒単位で指定する。1〜3600(単位:秒)。 前回の設定値 LOGIN_TIMEOUT この値は更新できる。
データベースへの接続タイムアウト時間を秒単位で指定する。1〜3600(単位:秒)。 前回の設定値 DB_FREE_PERC_OPTION この値は更新できる。
PD_DSレコードのFree %フィールドがマイナス値になる場合の動作を指定する。{Y|N}
「Y」を指定した場合,DB_FREE_PERC_NUMBERで指定した値を設定する。
「N」を指定した場合,Free %フィールドにマイナス値がそのまま設定される。前回の設定値 DB_FREE_PERC_NUMBER この値は更新できる。
PD_DSレコードのFree %フィールドがマイナス値になった場合に置き換える値を指定する。DB_FREE_PERC_OPTIONで「Y」を指定した場合だけ有効。-1〜999 前回の設定値
- (凡例)
- −:制限なし
監視対象名を確認するには,jpcconf target listコマンドを使用します。また,監視対象を更新するには,jpcconf target setupコマンドを使用します。
監視対象を更新する手順を次に示します。複数の監視対象を更新する場合は,次の手順を繰り返し実施します。
- 監視対象ホスト名を確認する。
PFM - RM for Microsoft SQL Serverを示すサービスキー,およびインスタンス名を指定して,jpcconf target listコマンドを実行します。
jpcconf target list -key RMSQL -inst インスタンス名 Targets: targethost1 targethost2 Groups: All- 更新したいインスタンス環境のPFM - RM for Microsoft SQL Server のサービスが起動されている場合は,サービスを停止する。
サービスの起動方法および停止方法については,マニュアル「JP1/Performance Management 運用ガイド」の,Performance Managementの起動と停止について説明している章を参照してください。
- PFM - RM for Microsoft SQL Serverを示すサービスキー,インスタンス名,および監視対象名を指定して,jpcconf target setupコマンドを実行する。
監視対象名がtargethost1の監視対象を更新する場合,次のように指定してコマンドを実行します。
# jpcconf target setup -key RMSQL -inst インスタンス名 -target targethost1- PFM - RM for Microsoft SQL Serverの監視対象を更新する。
表2-11に示した項目を,コマンドの指示に従って入力します。現在設定されている値が表示されます。表示された値を更新しない場合は,リターンキーだけを押してください。すべての入力が終了すると,監視対象が更新されます。
- 更新したインスタンス環境のサービスを再起動する。
サービスの起動方法および停止方法については,マニュアル「JP1/Performance Management 運用ガイド」の,Performance Managementの起動と停止について説明している章を参照してください。
- 注意
- jpcconf target setupコマンドによる監視対象の更新は,そのインスタンス環境のPFM - RM for Microsoft SQL Serverのサービスが停止している状態で行ってください。
- jpcconf target setupコマンドによる監視対象の更新をPFM - RM for Microsoft SQL Serverのサービスの起動中に行った場合,PFM - RM for Microsoft SQL Serverのサービスは,監視対象を更新したあと,エージェントログにKAVL19848-Eメッセージを出力して停止します。
- 再度パフォーマンス情報の収集を行う場合は,PFM - RM for Microsoft SQL Serverのサービスを起動してください。
コマンドについては,マニュアル「JP1/Performance Management リファレンス」の,コマンドについて説明している章を参照してください。
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