JP1/Performance Management リファレンス

jpcconf prodname enable

形式

jpcconf prodname enable     [-lhost 論理ホスト名]

機能

jpcconf prodname enableコマンドは，プロダクト名表示機能の設定を有効にするコマンドです。なお，すでに有効になっている場合，このコマンドは正常終了します。

コマンドを実行できるホスト

• PFM - Manager
• PFM - Agent
• PFM - Base
• PFM - RM

実行権限

Windowsの場合

Administrators権限を持つユーザー（WindowsのUAC機能が有効な場合は管理者コンソールから実行）

UNIXの場合

rootユーザー権限を持つユーザー

格納先ディレクトリ

Windowsの場合

インストール先フォルダ\tools\

UNIXの場合

/opt/jp1pc/tools/

引数

-lhost 論理ホスト名

このコマンドを実行するホストの論理ホスト名を指定します。1〜32バイトの半角英数字で指定します。指定を省略した場合，物理ホストが仮定されます。

注意事項

• jpcconf prodname enableコマンドを実行する場合は，実行ホスト上のPFM - ManagerまたはPFM - Baseのバージョンが09-00以降である必要があります。
• 論理ホスト環境で実行した場合，論理ホスト環境のエクスポートまたはインポートは必要ありません。
• 物理ホスト環境で実行したあとに，論理ホスト環境を作成した場合，物理ホスト環境の設定が論理ホストに引き継がれます。

戻り値

0	正常終了した。
1	引数の指定に誤りがある。
2	コマンドの実行権限がない。
4	実行ホスト上のPerformance Managementサービスが起動している。
10	コマンドが実行中である。
100	Performance Managementの環境が不正である。
102	指定された論理ホスト名はセットアップされていない。
200	メモリーが不足している。
210	ディスク容量が不足している。
211	ファイルまたはディレクトリにアクセスできない。
255	予期しないエラーが発生した。

使用例

物理ホストでプロダクト名表示機能を有効に設定する場合のコマンド実行例を次に示します。

 
jpcconf prodname enable

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