JP1/Performance Management 運用ガイド
jpcconf agttreeコマンドでエージェント階層を作成および編集する手順を説明します。
ここでは対話形式の実行例を示していますが,jpcconf agttreeコマンドは非対話形式でも実行できます。jpcconf agttreeコマンドの詳細については,マニュアル「JP1/Performance Management リファレンス」のコマンドについて説明している章を参照してください。
- <この節の構成>
- (1) エージェント階層を作成する
- (2) エージェント階層を編集する
(1) エージェント階層を作成する
エージェント階層を作成する手順を次に示します。
- エージェント階層定義ファイルのテンプレートファイルをエクスポートする。
テンプレートファイルをエクスポートするには,-templateオプションを指定してjpcconf agttree exportコマンドを実行します。実行例を次に示します。
jpcconf agttree export -template -f agttree_def.xml- エクスポートしたエージェント階層定義ファイルを編集する。
エージェント階層定義ファイルの書式については,マニュアル「JP1/Performance Management リファレンス」の,コマンドについて説明している章を参照してください。
エージェント階層定義ファイルの記載例を次に示します。
<?xml version="1.0" encoding="UTF-8"?> <!DOCTYPE tree SYSTEM "agttree_param.dtd"> <tree owner="pfm-user"> <folder name="Test Company"> <folder name="Business Department"> <agent name="7A1inst_BD[tHOST_01@host_111]"/> </folder> <folder name="Development Departmant"> <agent name="7A1inst_DD[tHOST_02@host_111]"/> <agent name="7A1inst_DD[tHOST_03@host_111]"/> </folder> <agent name="TA1host_111"/> </folder> <agent name="TA1host_999"/> </tree>- エージェント階層定義ファイルをインポートする。
エージェント階層定義ファイルをインポートするには,jpcconf agttree importコマンドを実行します。実行例を次に示します。
Performance Managementに認識されていない([Products]のエージェント階層に存在しない)エージェントを指定したい場合は,-nocheckオプションを指定してください。-nocheckオプションを指定しない場合,Performance Managementに認識されていないエージェントが検出された時点で処理が中断されます。
jpcconf agttree import -f agttree_def.xml
論理ホスト運用の場合,-lhostオプションに論理ホスト名を指定してください。
作成したエージェント階層は,PFM - Web Consoleの[エージェント階層]画面の表示を更新するか,PFM - Web Consoleに再度ログインすることによって画面に反映されます。
(2) エージェント階層を編集する
エージェント階層を編集する手順を次に示します。
- エージェント階層の情報をエージェント階層定義ファイルにエクスポートする。
エージェント階層の情報をエクスポートするには,出力したいエージェント階層を定義しているユーザーを-ownerオプションの引数に指定して,jpcconf agttree exportコマンドを実行します。実行例を次に示します。
論理ホスト運用の場合,-lhostオプションに論理ホスト名を指定してください。
jpcconf agttree export -owner pfm-user -f agttree_def.xml
- エクスポートしたエージェント階層定義ファイルを編集する。
エージェント階層定義ファイルの書式については,マニュアル「JP1/Performance Management リファレンス」の,コマンドについて説明している章を参照してください。
- エージェント階層定義ファイルをインポートする。
エージェント階層定義ファイルをインポートするには,jpcconf agttree importコマンドを実行します。実行例を次に示します。
Performance Managementに認識されていない([Products]のエージェント階層に存在しない)エージェントを指定したい場合は,-nocheckオプションを指定してください。-nocheckオプションを指定しない場合,Performance Managementに認識されていないエージェントが検出された時点で処理が中断されます。
jpcconf agttree import -f agttree_def.xml
論理ホスト運用の場合,-lhostオプションに論理ホスト名を指定してください。
編集したエージェント階層は,PFM - Web Consoleの[エージェント階層]画面の表示を更新するか,PFM - Web Consoleに再度ログインすることによって画面に反映されます。
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