BLCが提供するサンプルファイルを使用して，Portal Frameworkのリポジトリファイル（Repository.xml）を編集します。Portal Frameworkのリポジトリファイルの詳細については，「付録F　Portal Frameworkのリポジトリファイル」を参照してください。

• サンプルファイルのコピー
  次に示すファイルをコピーします。
  

  コピー元のファイル

  <BLC2のインストールディレクトリ>\blc\setup\template\Repository.xml

  コピー先のフォルダ

  <Portal Frameworkのインストールディレクトリ>\confフォルダ下

• 編集内容
  使用するデータベースサーバがOracleまたはSQL Serverの場合は，コピーしたファイルの<connection-info>タグ内の「dbms=」に次の値を追加します。
  
  • Oracleを使用する場合：Oracle
  • SQL Serverを使用する場合：SQLServer

BLCが提供するサンプルファイルを使用して，Portal Frameworkのコントローラ定義ファイル（controllers.xml）を作成します。次に示すファイルをコピーしてください。

なお，電子フォームワークフロー Setを使用して構築する場合，この作業は不要です。

コピー元のファイル

<BLC2のインストールディレクトリ>\blc\setup\template\controllers.xml

コピー先のフォルダ

<Portal Frameworkのインストールディレクトリ>\confフォルダ下

BLCが提供するサンプルファイルを使用して，Portal Frameworkのポートレット配置情報ファイル（homeHTML.psml）を作成します。次に示すファイルをコピーしてください。

なお，電子フォームワークフロー Setを使用して構築する場合，この作業は不要です。

コピー元のファイル

<BLC2のインストールディレクトリ>\blc\setup\template\homeHTML.psml

コピー先のフォルダ

<Portal Frameworkのインストールディレクトリ>\psml\group\defaultフォルダ下

ポータル動作ファイル（PortalResources.properties）を編集します。ポータル動作ファイルの詳細は，マニュアル「uCosminexus Portal Framework　システム管理者ガイド」を参照してください。

なお，電子フォームワークフロー Setを使用して構築する場合，この作業は不要です。

ポータル動作ファイルの格納パスと編集内容は，次のとおりです。

• ポータル動作ファイルの格納パス
  <Portal Frameworkのインストールディレクトリ>\conf\PortalResources.properties
  
• 編集内容
  次の内容に変更してください。
  

  jp.co.hitachi.soft.portal.modules.screens.WelcomeScreen.show

  falseに変更してください。

  jp.co.hitachi.soft.portal.portal.controls.NavigationPanedPortletControl.NavigationPortletName=navigationmenu

  コメントアウトしてください。

  jp.co.hitachi.soft.portal.services.repository.uservalue=userid

  コメントアウトしてください。

  設定例を次に示します。
  

  jp.co.hitachi.soft.portal.modules.screens.WelcomeScreen.show=false #jp.co.hitachi.soft.portal.portal.controls.NavigationPanedPortletControl.NavigationPortletName=navigationmenu #jp.co.hitachi.soft.portal.services.repository.uservalue=userid

次のコマンド（cjimportapp）を実行して，統合ユーザ管理機能をインポートします。

"%COSMINEXUS_HOME%\CC\admin\bin\cjimportapp" J2EE_SERV -f "%COSMINEXUS_HOME%\manager\config\uastartup.ear"

コマンドを実行すると，次の実行結果が表示され，インポートが完了します。

KDJE37048-I Connecting to J2EE_SERV...
KDJE37050-I Importing uastartup...
KDJE37041-I Application has been imported successfully. Name=[uastartup]