バッチファイルを使用して，BLCテーブルを作成します。

注意事項

BLCでは明示的に表領域を指定していません。表領域を指定する場合は，BLCが提供するファイルを修正して指定してください。

操作手順

1. バッチファイル「<BLC2のインストールディレクトリ>\blc\setup\sql\oracle\createTables.bat^※」をテキストエディタで編集します。
   バッチファイルの編集内容を示します。
   

   表5-6　バッチファイル（createTables.bat）の編集内容（Oracle）

   項番	変数名	設定値	説明
   1	sqlplusDir	C:\oracle\product\11.1.0\db_1\BIN	SQL*Plusのインストールディレクトリを指定します。
   2	USER_ID	BLC	「5.3.2(3)　ユーザの登録」で登録したユーザを指定します。
   3	PASSWORD	BLC	「5.3.2(3)　ユーザの登録」で登録したパスワードを指定します。
   4	CONNECT_STRING	BLCDB	サービス名を指定します。

   編集後の内容は次のようになります。太字部分は環境に合わせて変更してください。
   

   setlocal rem ######################################### rem ## Please modify following parameters. ## rem ######################################### set sqlplusDir=C:\oracle\product\11.1.0\db_1\BIN set PATH=%sqlplusDir%;%PATH% set USER_ID=BLC set PASSWORD=BLC set CONNECT_STRING=BLCDB

   注※

   このバッチファイルは，電子フォームワークフローに付属しています。同一マシンに電子フォームワークフローをインストールしていない場合は，インストールしているマシンから<BLC2のインストールディレクトリ>\blc\setup\sql\oracleフォルダ下のすべてのファイルをコピーしてください。

2. ログイン時のパスワードの形式をデフォルト（平文）から変更する場合は，BLCテーブルの定義ファイルを編集します。
   パスワードの形式をデフォルト（平文）のままで使用する場合，この手順は読み飛ばしてください。
   BLCテーブルの定義ファイルの格納先と編集内容を次に示します。
   格納先
   C:\Program Files\HITACHI\HBPM2\blc\setup\sql\oracle\BLCUserInfo.txt
   編集内容
   太字部分を追加および変更してください。
   

   DROP TABLE BLC_USER_INFO_T; CREATE TABLE BLC_USER_INFO_T (CDUSER VARCHAR(128) NOT NULL PRIMARY KEY, CDLOGINPASSWORD RAW(20), CDPERSONALNO VARCHAR(128), NMLASTNAMEJ VARCHAR(62), NMFIRSTNAMEJ VARCHAR(62), NMLASTNAMEK VARCHAR(62), NMFIRSTNAMEK VARCHAR(62), NMLASTNAMEE VARCHAR(62), NMFIRSTNAMEE VARCHAR(62), CDBELONGTO VARCHAR(128) NOT NULL, CDJOBTITLE VARCHAR(128) NOT NULL, NMMAILADDRESS VARCHAR(128), NMTELOUTSIDE VARCHAR(128), NMTELEXTENSION VARCHAR(128), NUADMINAUTHORITY SMALLINT DEFAULT 0 NOT NULL, NUALTERNATEAUTHORITY SMALLINT DEFAULT 0 NOT NULL, CFLOGINSTATUS SMALLINT DEFAULT 0 NOT NULL, CFSHARESTATUS SMALLINT DEFAULT 0 NOT NULL ); CREATE INDEX BLC_USER_INFO_NMLASTNAMEJ ON BLC_USER_INFO_T (NMLASTNAMEJ); CREATE INDEX BLC_USER_INFO_NMFIRSTNAMEJ ON BLC_USER_INFO_T (NMFIRSTNAMEJ); CREATE INDEX BLC_USER_INFO_CDBELONGTO ON BLC_USER_INFO_T (CDBELONGTO);

3. 編集終了後，バッチファイルを起動（ダブルクリック）します。
   BLCテーブルが作成されます。