Hitachi Protection Manager Software ユーザーズガイド
主ボリュームのディスクを交換する例を次に示します。
図D-1 主ボリュームのディスクを交換する例(Windowsの場合)
- 次のRAID Managerのコマンドを実行し,交換する主ボリュームのペア定義を削除します。
PROMPT> pairsplit -g SI01 -S- 主ボリュームを管理するホストで主ボリュームが属しているパーティションを削除します。
- Windows 2000 Serverの場合
- スタートメニューから[設定]-[コントロールパネル]-[管理ツール]-[コンピュータの管理]を開きます。コンピュータの管理ウィンドウの[ディスクの管理]を選択し,削除するパーティションを右クリックして,[パーティションの削除]をクリックします。
- Windows Server 2003の場合
- スタートメニューから[コントロールパネル]-[管理ツール]-[コンピュータの管理]を開きます。コンピュータの管理ウィンドウの[ディスクの管理]を選択し,削除するパーティションを右クリックして,[パーティションの削除]をクリックします。
- Windows Server 2008の場合
- スタートメニューから[管理ツール]-[サーバーマネージャ]を開きます。[サーバーマネージャ]ウィンドウの[記憶域]-[ディスクの管理]を選択し,削除するパーティションを右クリックして,[パーティションの削除]をクリックします。
- 主ボリュームを管理するホストで新しい主ボリュームに対してパーティションを作成します。
- Windows 2000 Serverの場合
- スタートメニューから[設定]-[コントロールパネル]-[管理ツール]-[コンピュータの管理]を開きます。コンピュータの管理ウィンドウの[ディスクの管理]を選択し,ディスクの管理でパーティションを作成します。
- Windows Server 2003の場合
- スタートメニューから[コントロールパネル]-[管理ツール]-[コンピュータの管理]を開きます。コンピュータの管理ウィンドウの[ディスクの管理]を選択し,ディスクの管理でパーティションを作成します。
- Windows Server 2008の場合
- スタートメニューから[管理ツール]-[サーバーマネージャ]を開きます。[サーバーマネージャ]ウィンドウの[記憶域]-[ディスクの管理]を選択し,ディスクの管理でパーティションを作成します。
- 主ボリュームを管理するホストで対象のRAID Managerインスタンスの定義ファイルの内容を新しい主ボリュームのPort,TargetID,LUに変更し,RAID Managerインスタンスを再起動します。
PROMPT> horcmshutdown 10 PROMPT> horcmstart 10- 次のコマンドを実行し,主ボリュームを管理するホストで新しい主ボリュームと副ボリュームとのペアを生成します。
PROMPT> paircreate -g SI01 -vl -c 15- pairevtwaitコマンドを実行し,ペア状態がPAIRになるまで待ちます。
PROMPT> pairevtwait -g SI01 -s PAIR -t 10 180- pairsplitコマンドを実行し,ペアを分割します。
PROMPT> pairsplit -g SI01- drmmountコマンドを実行し,副ボリュームをマウントします。
PROMPT> drmmount 0000000053- drmmediarestoreコマンドを実行し,副ボリュームを管理するホストでテープデータをリストアします。
PROMPT> drmmediarestore 0000000053- drmumountコマンドを実行し,副ボリュームをアンマウントします。
PROMPT> drmumount 0000000053- 副ボリュームを管理するホストで,テープからリストアしたときのバックアップカタログをエクスポートし,主ボリュームを管理するホストへ転送します。
PROMPT> drmdbexport 0000000054 -f /tmp/expfile PROMPT> ftp dbhost- 主ボリュームを管理するホストで,カタログをインポートします。
PROMPT> drmdbimport -f /tmp/expfile- -forceオプションを指定してdrmfsrestoreコマンドを実行し,副ボリュームから主ボリュームへリストアします。
PROMPT> drmfsrestore 0000000155 -resync -force