Hitachi Protection Manager Software ユーザーズガイド
RM Shadow Copy Providerのバージョンが「01-02-03/03」以降の場合の各サーバでのシステム設定について説明します。
なお,RM Shadow Copy Providerのバージョンを「01-02-03/03」以降にバージョンアップした場合で,次の運用をするときは,設定を変更する必要はありません。
- 一つの世代へバックアップする場合
- ストレージサブシステム内(ローカルバックアップ)でバックアップする場合
- ファイルサーバまたはデータベースサーバのシステム環境変数を設定します。次の表に示す値を設定します。
表4-35 VSSを使用するためのシステム環境変数(ファイルサーバまたはデータベースサーバ)
環境変数 パラメーター説明 VSHTCRMENVF 次の値を設定してください。
<Protection Managerのインストール先>\conf\vssprv.conf※
- 注※
- このファイルは,Protection Managerが内部的に使用するファイルです。ユーザーがファイルを設定する必要はありません。
- バックアップサーバのシステム環境変数を設定します。次の表に示す値を設定します。
表4-36 VSSを使用するためのシステム環境変数(バックアップサーバ)
環境変数 パラメーター説明 VSHTCHORCMINST_REMOTE VSSバックアップで使用する副ボリュームを管理するRAID Managerのインスタンス番号を設定します。設定した値を,RAID Manager用連携定義ファイル(DEFAULT.dat)のHORCMINSTパラメーターに記述してください。 - システム環境変数を設定したあとは,必ずOSを再起動してください。