PRINT DATA EXCHANGE - Form Designer
![[目次]](FIGURE/CONTENT.GIF)
![[用語]](FIGURE/GLOSS.GIF)
![[索引]](FIGURE/INDEX.GIF)
![[前へ]](FIGURE/FRONT.GIF)
(1) テキストエディタを用いたパターンの作成
テキストエディタを用いたパターンを作成する手順を次に示します。
- テキストエディタの操作に従ってパターンを作成します。
1行目は,パターンIDレコードを指定します。2行目以降に,ドット単位でパターンデータを作成していきます。
- ファイル名の拡張子に「.bpn」(固定)を付加して保存します。
拡張子を省略した場合は,「.bpn」を仮定します。
- 解説
- 書式パターンの作成例を次の図に示します。
図4-50 書式パターンの作成例
![[図データ]](FIGURE/ZU046200.GIF)
- パターンIDレコード
- 1行目は次に示す項目を,続けて「BPNXxxxx,yyyy;コメント」の形で指定します。
- BPNX:パターンシートID
- xxxx:パターン横ドットサイズ
- yyyy:パターン縦ドットサイズ
- コメント:コメント
- パターンIDレコードの指定項目を次の表に示します。
表4-17 パターンIDレコードの指定項目
| 指定項目 |
内容 |
| パターンシートID |
「BPNX」と指定します。 |
| パターン横ドットサイズ |
パターンの横方向の大きさをドット数で指定します。 |
| パターン縦ドットサイズ |
パターンの縦方向の大きさをドット数で指定します。 |
| コメント |
書式パターンシートに対する任意のコメントを指定できます。コメントは省略できますが,コメントを省略する場合であってもパターン縦ドットサイズのあとのセミコロン(;)は省略できません。 |
- パターンデータレコード
- 2行目以降にパターンを作成します。各1文字がパターンの1ドットに対応し,空白(20)16を指定した場合は対応するドットがOFFに,それ以外の文字を指定した場合は対応するドットがONになります。
- 注意事項
- ・パターンデータレコード長がパターン横ドットサイズより長い場合,超過分は無視されます。短い場合は,不足分は空白になります。
- ・パターンデータレコード数がパターン縦ドットサイズより多い場合,超過分は無視されます。少ない場合は,不足分は空白になります。
- ・タブ(09)16は,空白8個になります。
(2) パターン・コンバータを用いたパターンの作成
パターン・コンバータは,モノクロ2階調のWindowsビットマップをPDE - Form Designerで扱える形式のドットパターンに変換するコンバータです。Windowsのペイントで編集したモノクロビットマップやイメージスキャナで取り込んだモノクロビットマップをパターン・コンバータでドットパターンに変換することによって,PDE - Form Designerで取り込むことができます。ビットマップからドットパターンへの変換の流れを次の図に示します。
図4-51 ビットマップからドットパターンへの変換の流れ
![[図データ]](FIGURE/ZU046300.GIF)
パターン・コンバータを用いたパターンを作成する手順を次に示します。
- PDE - Form Designerの[パターン・コンバータ]アイコンを選択します。
[パターン・コンバータ]アイコンはPDE - Form Designerのインストール時に作成されています。このアイコンを選択すると,[パターン・コンバータ]画面が表示されます。
- ツールバーのプッシュボタン
,またはメニューバーの[ファイル]から[ビットマップを開く]を選択します。
[ビットマップファイルの選択]画面が表示されます。
ビットマップファイルを選択すると,画面の下部にビットマップの情報が表示されます。開くことができるビットマップの場合は,その旨のメッセージが表示されますので,[開く]ボタンをクリックします。[ビットマップファイルの選択]画面が閉じられ,[パターン・コンバータ]画面にビットマップファイルのイメージが表示されます。
- 白黒反転が必要なとき,ツールバーのプッシュボタン
またはメニューバーの[編集]から[白黒反転]を選択します。
白黒反転します。
- ツールバーのプッシュボタン
,またはメニューバーの[ファイル]から[パターンとして保存]を選択します。
[パターンとして保存]画面が表示されます。
ファイル名と概要を入力後,[保存]ボタンをクリックします。
概要は省略できます。[キャンセル]ボタンをクリックするとファイルは保存されません。
- 補足事項
- 環境設定のフォルダ設定
- メニューバーの[全体設定]から[フォルダ設定]を選択すると,[フォルダ設定]画面が表示されます。ビットマップファイルとパターンファイルの格納フォルダを指定できます。
- [参照]ボタンをクリックすると[フォルダの参照]画面が表示されますので,フォルダを選択し[OK]ボタンをクリックしてください。
- この設定をすることで,「ビットマップを開く」および「パターンとして保存」操作時の,フォルダ移動を少なくできます。この設定は,パターン・コンバータを終了させて,再起動させた場合にも有効です。
- 変換の範囲
- 変換できるのは次に示す条件を満たすビットマップに限ります。
- 形式:WindowsDIBフォーマット
- カラー:2階調
- カラーのビットマップはWindowsのペイントなどで,上記の条件のビットマップに変換することで取り扱えます。
All Rights Reserved. Copyright (C) 2007, 2013, Hitachi, Ltd.
All Rights Reserved. Copyright (C) 2007, 2013, Hitachi Solutions, Ltd.