PRINT DATA EXCHANGE - Form Designer
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書式中に配置された全角文字は,書式イメージファイルではKEISコードで保存されています。書式設計機能で書式イメージを入出力する場合,および書式イメージ生成機能では,KEISコードとシフトJISコード間のコード変換を行っています。このコード変換で,Windows側のシフトJISコード上の外字領域とホスト側のKEISコード上の外字領域を対応させるために,PDE - Form Designerでは,次に示す二つのマッピング方法をサポートしています。
- 外字先頭コード指定によるシーケンシャル・マッピング
シフトJISコードの外字第一セットの先頭コード(F040)16と対応するKEISコード外字第一領域の先頭コードを指定します。
同様にシフトJISコードの外字第二セットの先頭コード(F640)16と対応するKEISコード外字第二領域の先頭コードを指定します。
- 漢字コード変換テーブルによるランダム・マッピング
漢字コード変換テーブルを作成し,シフトJISコードとKEISコードの対応関係を1対1で指定する方法です。
一部の内字についても対応関係を変更できます。
書式イメージの移行は行わないで,新規にPDE for Openと連携して使用する場合は,シーケンシャル・マッピングを選択し,外字第一領域の先頭コードを81A1,外字第二領域の先頭コードを8DA1に設定されることを推奨します。
- 注意事項
- ランダム・マッピングを使用した書式オーバレイモジュールを分散タイプPDEで使用する場合は,漢字コードマップ定義の内容を分散タイプPDEのコード変換テーブルへ反映する必要があります。分散タイプPDEのコード変換テーブルの変更方法は,マニュアル「PRINT DATA EXCHANGE」を参照してください。
- 外字を使用した書式オーバレイモジュールをPDE for Openで使用する場合は,WindowsのシフトJIS外字定義をPDE - Form Designerを使用するPCとPDE for Openを使用するPCで一致させておく必要があります。
- <この項の構成>
- (1) 外字先頭コード指定によるシーケンシャル・マッピング
- (2) 漢字コード変換テーブルによるランダム・マッピング
- (3) 漢字コード変換テーブルの生成
(1) 外字先頭コード指定によるシーケンシャル・マッピング
外字コードのマッピング方法を設定する手順を次に示します。
- [環境設定]画面の[書式設計設定]から[外字マッピング]ボタンをクリックします。
[外字マッピング]画面が表示されます。
![[図データ]](FIGURE/ZUGA0309.GIF)
- マッピング方法のシーケンシャル・マッピングを選択します。
- 外字第一領域の先頭コードを指定します。
- 外字第二領域の先頭コードを指定します。
- [OK]ボタンをクリックします。
指定したマッピング方法と外字第一/第二領域の先頭コード情報が登録され,次に更新されるまで有効になります。
[キャンセル]ボタンをクリックした場合,マッピング方法と外字第一/第二領域の先頭コード情報は登録されないで,画面を閉じます。
- 解説
- 外字領域先頭コード設定の規則を次に示します。
- 外字第一/第二領域の各先頭コードは4けたのうち,前2けたを指定します。
後ろ2けたは”A1”固定となります。
- 外字第一/第二領域の先頭コードの指定可能な範囲は,”41”〜”93”です。
- 外字第一領域と第二領域が重なるような指定はできません。
- 外字を指定しない場合は,”FF”を指定してください。
設定されていない領域のコードが入力された場合,未定義コード「・」に変換します。
(2) 漢字コード変換テーブルによるランダム・マッピング
漢字コード変換テーブルは,漢字コードマップ定義ファイルでシフトJISコードとKEISコードの対応関係を定義したあと,漢字コードマップジェネレータで作成します。
(a) ランダムなマッピングの指定
ランダム・マッピングを設定する手順を次に示します。
- [環境設定]画面の[書式設計設定]から[外字マッピング]ボタンをクリックします。
[外字マッピング]画面が表示されます。
- マッピング方法のランダム・マッピングを選択します。
- [OK]ボタンをクリックします。
ランダム・マッピングが登録され,次に変更されるまで有効になります。
[キャンセル]ボタンをクリックした場合,ランダム・マッピング指定は登録されないで,画面を閉じます。
(b) 漢字コードマップ定義ファイルの作成
- 注意事項
- コードは1対1で対応する必要があります。
(例)F040=81A2と指定した場合,次に示すように対応関係が入れ替わります。
![[図データ]](FIGURE/ZU030100.GIF)
- 同一コードに対する記述を複数回行うことができます。
(例)F040=81A2,F040=81A3と指定した場合,次に示すように対応関係が入れ替わります。
![[図データ]](FIGURE/ZU030200.GIF)
- プログラムを再インストールした場合,漢字コードマップ定義ファイルのサンプルが無条件に書き込まれます。定義済みの漢字コードマップ定義ファイルがある場合は,再インストール前に漢字コード定義ファイル(Codemap.def)のバックアップを行ってください。
(3) 漢字コード変換テーブルの生成
漢字コード変換テーブルは,漢字コードマップジェネレータで生成します。
漢字コードマップジェネレータは,漢字コードマップ定義ファイルの内容を解析し,漢字コード変換テーブルを生成します。
PDE - Form Designerをインストールすると,漢字コードマップジェネレータがインストールされ,[漢字コードマップジェネレータ]のアイコンが登録されます。
このアイコンを選択すると,[漢字コードマップジェネレータ]画面が表示されます。
[生成]ボタンをクリックすると,漢字コードマップ定義ファイルの解析を開始し漢字コード変換テーブルを生成します。
[終了]ボタンをクリックすると,プログラムを終了します。
解析途中のガイダンス/エラーメッセージはメッセージ領域に表示します。
- 注意事項
- 漢字コードマップジェネレータは,システム管理者が使用してください。
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