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PRINT DATA EXCHANGE for Open


6.3.4 バッチジョブ実行システム連携時のジョブ属性の指定

バッチジョブ実行システム連携時には,SETPRTテキストレコードやジョブ定義XMLファイルなどに指定したジョブ属性(印刷ジョブに関する情報)に従いPDL変換を実行します。複数個所でジョブ属性が指定された場合の優先順位は次のとおりです。

  1. SETPRTテキストレコードで指定したジョブ属性

  2. ジョブ定義XMLファイルで指定したジョブ属性

  3. 対象ジョブ条件の一致する環境設定情報のジョブ属性

〈この項の構成〉

(1) SETPRTテキストレコード指定のジョブ属性

バッチジョブ実行システム連携の場合でも指定できます。SETPRTテキストレコードに指定できるジョブ属性については,「2.1.3(4) 実レコードデータの形式」を参照してください。

(2) ジョブ定義XMLファイルによるジョブ属性の設定

バッチジョブ実行システムが指定するため,ジョブ定義XMLファイルによるジョブ属性の設定は,ユーザが意識する必要はありません。PDE for Openで対応するジョブ定義XMLファイルの属性および用途については,「付録B ジョブ定義XMLファイルによるジョブ属性の扱い」を参照してください。なお,ジョブ定義XMLファイルに英字を指定する場合は,英大文字で指定し,英小文字は使用しないでください。

(3) 環境設定情報のジョブ属性

環境設定ユティリティで,出力するプリンタ名やファイル出力するフォルダ名,デフォルトで使用するジョブ属性など,PDL変換に必要な情報を設定します。詳細については,「7. 環境設定ユティリティ」を参照してください。