NULLセル(null項目)は,NULLセルであるかどうか(NULLセルの抽出)の判定だけをすることができます。
null項目は,条件値との大小を比較できません。大小比較(>または<)を指定した場合,include,omitの指定に関わらず,比較結果は常に「偽(選択せず)」と判定されます。
図D-5 null項目の選択例(比較項目同士の比較)
![[図データ]](FIGURE/ZX180050.GIF)
(1)〜(5)の選択条件は次のとおりです。
- 比較項目(セル2)がNULLセルであるレコードを選択します。
(1) csvinclude=c+2-1 = NULL
- 比較項目(セル2)がNULLセルであるレコードを選択しません。
(2) csvomit=c+2-1 = NULL
- 最初の選択条件式では,NULLセルと比較項目の大小を比較することになるため,レコード1〜3は選択されません。2つ目の選択条件式では,比較項目(セル1)がNULLセルであるレコードを選択します。
(3) csvinclude=c+1-1 > c+2-1 OR c+1-1 = NULL
- 比較項目(セル2)が「0」であるレコードを選択します。
(4) csvinclude=c+2-1 = C'0'
- 比較項目(セル1)が「0」でないレコードを選択します。
(5) csvinclude=c+1-1 != C'0'
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