出力クラスの定義はDD要素のSYSOUT属性を指定して行う。この出力クラスの目的は，出力情報をグループ分けすることである。

• 出力クラスは，1〜31文字の記号名称で指定する。ただし，＊を指定した場合，JOB要素のMSGCLASS属性で指定したものと同一の出力クラスを指定したものと見なす。
• 出力クラスのグループ分けは，設定ファイルで定義する。SYSOUT属性では，設定ファイルで定義した出力クラスを指定する。
• SYSOUT情報をジョブログと同じ出力装置に出力したい場合には，SYSOUT属性で指定する出力クラスを，JOB要素のMSGCLASS属性で指定したものと同じにする。特殊な指定をした場合，同じ出力装置への出力が保証されない。
• 出力クラスと出力装置の対応づけは，設定ファイルで転送先のクラスを定義する。