uCosminexus Message Service Client Light for ebXML クライアント操作ガイド
XML形式です。記述形式の詳細については,「6.2 定義ファイルの形式」を参照してください。
ファイルの格納先,ファイル名は任意です。
ドキュメント受信コマンド用のクライアント引数情報ファイルで定義できるキー要素の一覧を,次の表に示します。
表6-8 クライアント引数情報ファイルで定義できるキー要素一覧(ドキュメント受信コマンドを使用する場合)
| 項番 | キー | 説明 | デフォルト値 | 必須/任意 |
|---|---|---|---|---|
| 1 | RECEIVER_ID (ドキュメント受信者識別子) |
ドキュメント受信者識別子を,63バイト以内の文字列で指定します。 省略した場合,クライアント共通定義ファイルのAUTHOR(オーサー情報)に記述されている識別子が使用されます。 クライアント共通定義ファイルに識別子が複数記述されている場合,最初に記述されている識別子が使用されます。 ドキュメント受信者識別子は,クライアント共通定義ファイルのAUTHOR(オーサー情報)コンテナのAUTH_ID(クライアントID)として記述されている必要があります。 |
なし。 | 任意 |
| 2 | FORMAT_TYPE (ドキュメント形式) |
サーバ企業と取り決めたドキュメント形式を,次の五つのどれかで指定します。
|
なし。 | 任意 |
| 3 | DOCUMENT_TYPE (ドキュメント種別) |
サーバ企業と取り決めたドキュメント種別を,255バイト以内の文字列で指定します。 FORMAT_TYPE(ドキュメント形式)にMutuality defined以外を指定した場合,「表6-7ドキュメント種別とドキュメント形式の組み合わせ(定義ファイル)」に従ってドキュメント種別を指定してください。 |
なし。 | 任意 |
| 4 | RECEIVE_FILE_MAX_NUM (ドキュメント受信の最大数) |
1回のドキュメント受信コマンドで,受信するファイル数の最大値を,1〜128の整数値で指定します。 | 32 | 任意 |
| 5 | RECEIVE_SUCCESS_DIR (受信成功ファイルの格納ディレクトリパス) |
受信に成功したファイルの格納ディレクトリの絶対パスを,120バイト以内の文字列で指定します。 | <CMS Lightクライアントインストールディレクトリ>\data\receive_success | 任意 |
| 6 | RECEIVE_ERROR_DIR (受信失敗ファイルの格納ディレクトリパス) |
受信に失敗したファイルの格納ディレクトリの絶対パスを,120バイト以内の文字列で指定します。 | <CMS Lightクライアントインストールディレクトリ>\data\receive_error | 任意 |
| 7 | RECEIVE_FILE_NAME_n (受信済みファイルの名称規則※) |
受信済みファイルを受信成功ディレクトリ,または受信失敗ディレクトリに格納するときのファイルの名称規則※を指定します。 ファイル名称に付与できるのは,次に示すキー要素のデータです。
nには,ファイル名称に付与したいデータの数に応じて,1〜4の整数値を昇順に指定します。同じ番号は重複して指定できません。 例えば,RECEIVE_FILE_NAME_nに対して,DATE,FORMAT_TYPE,DOCUMENT_TYPE,SENDER_IDの順序でデータを指定した場合,ファイル名称の例は次のとおりです。 [20040313123817]_[JEDICOS-XML]_[Purchase Order]_[4569951110016] なお,受信失敗ファイルは上記のファイル名称の前に" [ERR]_ "が付加されます。ファイル名称の例は次のとおりです。 [ERR]_[20040313123817]_[JEDICOS-XML]_[Purchase Order]_[4569951110016] なお,DATE(ドキュメントの送信時刻)はSEND_FILE_NAME_1〜4のどれかに必ず指定してください。 |
なし。 | 必須 |
| 8 | GET_RETRIES (ドキュメント受信のリトライ回数) |
ドキュメント受信のリトライ回数(回)を,0〜32の整数値で指定します。 ドキュメント受信を実行してから,リトライ間隔(GET_RETRY_INTERVALに指定した時間)が経過した場合にリトライされる回数の最大値です。 リトライしない場合,0を指定します。 |
3 | 任意 |
| 9 | GET_RETRY_INTERVAL (ドキュメント受信のリトライ間隔) |
ドキュメント受信のリトライ間隔(秒)を,10〜3,600の整数値で指定します。 ドキュメント受信を実行してから,次のドキュメント受信を実行するまでの間隔です。 |
90 | 任意 |
| 10 | CONFIRM_RETRIES (ドキュメント取得通知のリトライ回数) |
ドキュメント取得通知のリトライ回数(回)を,0〜32の整数値で指定します。 ドキュメント取得通知を実行してから,リトライ間隔(CONFIRM_RETRY_INTERVALに指定した時間)が経過した場合にリトライされる回数の最大値です。 リトライしない場合,0を指定します。 |
3 | 任意 |
| 11 | CONFIRM_RETRY_INTERVAL (ドキュメント取得通知のリトライ間隔) |
ドキュメント取得通知のリトライ間隔(秒)を,10〜3,600の整数値で指定します。 ドキュメント取得通知を実行してから,次のドキュメント取得通知を実行するまでの間隔です。 |
90 | 任意 |
注※ ファイル名称は,次の規則に従って付与されます。
クライアント引数情報ファイルの定義例を次に示します。
<?xml version="1.0" encoding="Shift_JIS"?>
<Configuration
xmlns="http://www.hitachi.co.jp/soft/xml/ebxml/mscl/conf/HSRCConfig.xsd"
xmlns:xsi="http://www.w3.org/2001/XMLSchema-instance">
<Container id="GETDOCUMENT">
<Key id="RECEIVER_ID">4912345000019</Key>
<Key id="FORMAT_TYPE">SecondGenEDI</Key>
<Key id="DOCUMENT_TYPE">Invoice</Key>
<Key id="RECEIVE_FILE_MAX_NUM">32</Key>
<Key id="RECEIVE_SUCCESS_DIR">C:\Program files\Hitachi\ebxml\mscl\data\receive_success</Key>
<Key id="RECEIVE_ERROR_DIR">C:\Program files\Hitachi\ebxml\mscl\data\receive_error</Key>
<Key id="RECEIVE_FILE_NAME_1">DATE</Key>
<Key id="RECEIVE_FILE_NAME_2">SENDER_ID</Key>
<Key id="RECEIVE_FILE_NAME_3">FORMAT_TYPE</Key>
<Key id="RECEIVE_FILE_NAME_4">DOCUMENT_TYPE</Key>
<Key id="GET_RETRIES">3</Key>
<Key id="GET_RETRY_INTERVAL">90</Key>
<Key id="CONFIRM_RETRIES">3</Key>
<Key id="CONFIRM_RETRY_INTERVAL">90</Key>
</Container>
</Configuration>
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