Cosminexus サービスプラットフォーム 開発ガイド
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(1) 利用するXMLスキーマの形式
XMLスキーマは次の条件を満たしている必要があります。
- 次の要素を使用していないこと。
xsd:any要素
xsd:anyAttribute要素
xsd:redefine要素
- xsd:anyType型を使用していないこと。
- xsd:anySimpleType型を使用していないこと。
- xsd:element要素の型が定義されていること。なお,型の定義には,type属性,ref属性または内部定義(complexTypeまたはsimpleType)が使用できます。
- スキーマのXSD名前空間が「http://www.w3.org/2001/XMLSchema」であること。
- wsdl:partから参照する要素が,必ずWSDLファイルのwsdl:types要素以下に定義した内部のXMLスキーマに記述されていること。
- 選択したXMLスキーマファイルに,必ずルート要素が記述されていること。
- スキーマのファイル名の長さが128バイト以下であること。
- XMLスキーマの属性(attribute)の先頭と末尾にWhite space文字(半角スペース(#x20),タブ(#x9),および改行文字(#xAまたは#xD))を使用していないこと。
また,ビジネスプロセスの受付として標準受付を使用する場合,xsd:schema要素のelementFormDefault属性には,qualifiedを指定することをお勧めします。
(2) 外部のXMLスキーマを参照する場合の注意事項
XMLスキーマから外部のXMLスキーマを参照して利用する場合の注意事項を,次に示します。
- WSDLファイルのwsdl:types要素以下に定義したXMLスキーマのxsd:import要素のschemaLocation属性が指定されていない場合,wsdl:types要素以下のXMLスキーマを使用して名前空間を解決している必要があります。
- XMLスキーマファイルのxsd:import要素のschemaLocation属性は必ず指定してください。
- xsd:import要素には,必ずnamespace属性を指定してください。
- xsd:import要素およびxsd:include要素のschemaLocation属性には,相対ファイルパスを指定してください。
- xsd:import要素およびxsd:include要素では,参照の呼び出し階層を20階層以内にしてください。
- xsd:schema要素のtargetNamespace属性指定されているスキーマからは,targetNamespace属性が指定されていないスキーマをincludeしないでください。
- xsd:import要素のschemaLocation属性,およびxsd:include要素のschemaLocation属性には,UTF-8でパーセントエンコーディングした値でも,パーセントエンコーディングしていない値でも設定できます。ただし,パーセントエンコードし,かつファイルパスにディレクトリを含む場合,ディレクトリデリミタ(/)をエンコードしないでください。
- schemaLocation属性のディレクトリデリミタには「/」を使用してください(「\」は使用できません)。
- XMLスキーマのファイルパスには,次の文字を使用しないでください。
「;」,「?」,「:」,「@」,「&」,「=」,「+」,「$」,「,」,「<」,「>」,「#」,「%」,「"」,「{」,「}」,「|」,「^」,「[」,「]」,「`」
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