Borland(R) Enterprise Server VisiBroker(R) デベロッパーズガイド

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21.5 タイプドオブジェクトラッパーの使用

タイプドオブジェクトラッパーを使う場合は次の手順に従ってください。各手順については以降で順に説明します。

  1. タイプドオブジェクトラッパーを生成したい,一つまたは複数のインタフェースを指定してください。
  2. 次のコンパイラに-obj_wrapperオプションを指定して,IDLからコードを生成してください。
    • C++の場合
      idl2cpp
    • Javaの場合
      idl2java
  3. タイプドオブジェクトラッパークラスを,idl2cppコンパイラ(C++)またはidl2javaコンパイラ(Java)で生成した<interface_name>ObjectWrapperクラスから派生させ,ラッピングしたいメソッドのインプリメンテーションを作成してください。
  4. アプリケーションを変更して,タイプドオブジェクトラッパーを登録してください。
<この節の構成>
21.5.1 タイプドオブジェクトラッパーのインプリメント
21.5.2 クライアント用タイプドオブジェクトラッパーの登録
21.5.3 サーバ用タイプドオブジェクトラッパーの登録
21.5.4 タイプドオブジェクトラッパーの削除