Borland(R) Enterprise Server VisiBroker(R) デベロッパーズガイド

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1.7 C++またはJavaのBorland Enterprise Server VisiBrokerでのインターオペラビリティ

Borland Enterprise Server VisiBroker(Java)で開発したアプリケーションは,Borland Enterprise Server VisiBroker(C++)で開発したオブジェクトインプリメンテーションにリクエストできます。同じように,Borland Enterprise Server VisiBroker(C++)で作成したアプリケーションもBorland Enterprise Server VisiBroker(Java)で開発したオブジェクトインプリメンテーションにリクエストできます。例えば,Borland Enterprise Server VisiBroker(C++)でJavaアプリケーションを使用する場合,単にJavaアプリケーションを開発するために使用した同じIDLを,Borland Enterprise Server VisiBroker(C++)で提供されているIDLコンパイラへの入力として使用します。これで,結果として生成されたC++スケルトンを使用してオブジェクトインプリメンテーションを開発できます。Borland Enterprise Server VisiBroker(Java)でC++アプリケーションを使用するには,同じ処理を行います。ただし,Borland Enterprise Server VisiBroker(Java)で提供されているIDLコンパイラを使用します。

また,Borland Enterprise Server VisiBroker(Java)で書かれたオブジェクトインプリメンテーションは,Borland Enterprise Server VisiBroker(C++)で作成したクライアントと一緒に動作します。すなわち,Borland Enterprise Server VisiBroker(Java)で作成したサーバは,どのCORBA準拠クライアントとも一緒に動作し,Borland Enterprise Server VisiBroker(Java)で書かれたクライアントは,どのCORBA準拠サーバとも一緒に動作します。また,これはBorland Enterprise Server VisiBroker(C++)のオブジェクトインプリメンテーションにも適用されます。