Cosminexus リファレンス 定義編

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4.2 usrconf(サーバ管理コマンド用オプション定義ファイル)

<この節の構成>
(1) 形式
(2) ファイルの格納先
(3) 機能
(4) 指定できるキー
(5) 記述例
(6) 注意事項

(1) 形式

シェルスクリプトファイル形式のファイルです。

次のようにキーを指定します。

set <キー名称>="<値>"

(2) ファイルの格納先

/opt/Cosminexus/CC/admin/usrconf/

(3) 機能

サーバ管理コマンドを実行するJavaVMの起動オプションを指定します。なお,このファイルは,UNIX用です。

(4) 指定できるキー

指定できるキーとデフォルト値を次の表に示します。

キー名称 内容 デフォルト値
USRCONF_JVM_ARGS 指定されたオプションを使ってJavaVMを起動します。次のJavaVMのオプションを指定できます。
  • -Xms<size>
  • -Xmx<size>
  • -Xss<size>
  • -Xdebug
  • -Xrun<libraryName>
システムプロパティを指定したい場合は,"-D"を利用しないで,usrconf.propertiesファイルに指定します。
なし
USRCONF_JVM_CLPATH 設定されている値をクラスパスに追加します。複数指定したい場合は,コロン(:)で区切ってください。 なし
USRCONF_JVM_LIBPATH 設定されている値をライブラリ検索パス環境変数に追加します。複数指定したい場合は,コロン(:)で区切ってください。 なし

(5) 記述例

#!/bin/csh -f
 
set USRCONF_JVM_ARGS="-Xms64m -Xmx128m"
set USRCONF_JVM_CLPATH=/usr/home/lib/mylib.jar
set USRCONF_JVM_LIBPATH=/usr/home/bin
 

(6) 注意事項