Cosminexus システム構築ガイド
設定ファイルを編集します。ここでは,Microsoft Cluster Serviceと連携する場合に注意が必要な設定ファイルについて説明します。なお,現用系と予備系で必要となる設定が異なります。
現用系では,2.と3.を設定してください。1.は運用管理サーバ上に論理サーバを定義している場合だけ設定してください。
予備系では,3.だけ設定してください。1.と2.については,現用系からManagement Serverの設定情報をコピーすることで設定できるため,ここでは設定不要です。
運用管理エージェントプロパティファイル(adminagent.properties)に設定する項目のうち,Microsoft Cluster Serviceと連携する場合に留意する設定項目について説明します。なお,adminagent.propertiesについては,マニュアル「Cosminexus リファレンス 定義編」を参照してください。
Management Server環境設定ファイル(mserver.properties)に設定する項目のうち,Microsoft Cluster Serviceと連携する場合に留意する設定項目について説明します。なお,mserver.propertiesについては,マニュアル「Cosminexus リファレンス 定義編」を参照してください。
ローカルシステムアカウントのホームディレクトリに,Management Serverの運用管理コマンド(mngsvrutil)のクライアント側定義ファイル(.mngsvrutilrc)を用意し,Management Serverの管理ユーザのユーザIDとパスワードを設定してください。また,クライアント側定義ファイルには適切なアクセス権限を設定してください。
このファイルは,Management Serverを監視,起動,および停止するスクリプトで,mngsvrutilコマンドを実行する際に使用します。
なお,mngsvrutilコマンドのクライアント側定義ファイル(.mngsvrutilrc)については,マニュアル「Cosminexus リファレンス 定義編」を参照してください。
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