アプリケーションサーバの設定では,運用管理ポータル,クラスタアドミニストレータなどを使用してCosminexusをクラスタ構成に配置します。また,論理サーバをセットアップして設定情報を配布し,J2EEサーバにJ2EEアプリケーションとリソースアダプタをインポートします。アプリケーションサーバの設定手順を次に示します。
- 運用管理サーバを起動します。
運用管理サーバの起動方法については,マニュアル「Cosminexus 運用管理操作ガイド」を参照してください。
- Node1で,リソースグループClusterAをオンラインにします。
- 運用管理ポータルで,J2EEサーバをセットアップします。
「運用管理ドメインの構成定義」の[セットアップ]画面で,J2EEサーバをセットアップします。運用管理ポータルでの操作手順および画面の詳細については,マニュアル「Cosminexus 運用管理操作ガイド」を参照してください。
- 運用管理ポータルで,J2EEサーバに設定した情報をNode1に配布します。
「論理サーバの環境設定」の[設定情報の配布]画面で,J2EEサーバに設定した情報をNode1に配布します。
- サーバ管理コマンドを使用して,Node1のJ2EEサーバにJ2EEアプリケーションとリソースアダプタをインポートします。また,インポートしたJ2EEアプリケーションとリソースアダプタを設定および開始します。
J2EEアプリケーションの設定については,「9.5 J2EEアプリケーションの設定」を参照してください。リソースアダプタの設定については,「9.3 リソースアダプタの設定」を参照してください。また,サーバ管理コマンドでの操作については,マニュアル「Cosminexus アプリケーション設定操作ガイド」を参照してください。
なお,J2EEサーバおよびその前提プロセスを起動してからサーバ管理コマンドを実行してください。また,サーバ管理コマンドでの操作が終わったら,サーバ管理コマンドを停止させてください。
- クラスタアドミニストレータで,リソースグループClusterAに対して「グループの移動」を実行して系を切り替え,リソースの所有者をNode2に変更します。
- Node2で,手順3.〜手順5.を実施します。
- クラスタアドミニストレータで,リソースグループClusterAに対して「グループの移動」を実行して系を切り替え,リソースの所有者をNode1に戻します。
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