Cosminexus システム構築ガイド
ここでは,メッセージインフローを実行する場合の属性ファイルの指定方法について,例を使用して説明します。
Connector属性ファイルとアプリケーション統合属性ファイルでは,次の図に示す個所の設定を合わせる必要があります。
図9-18 Connector属性ファイルとアプリケーション統合属性ファイルで同じ値を指定する個所
それぞれの指定内容は次のとおりです。
以降,a〜cに指定する内容を中心に説明します。
メッセージリスナのインタフェースとしてjavax.jms.MessageListenerインタフェースを使用する場合の属性ファイルの指定例を示します。
ここでは,次の図に示す構成を例にして説明します。JMSに対応した二つのMessage-driven Beanが,それぞれ別の管理オブジェクト(javax.jms.Queue)からメッセージを受信する例です。
図9-19 javax.jms.MessageListenerインタフェースを使用したMessage-driven Beanおよびリソースアダプタの構成例
アプリケーション統合属性ファイルの指定例を次に示します。
図9-20 アプリケーション統合属性ファイルの指定例(javax.jms.MessageListenerインタフェースを使用する場合)
Connector属性ファイルの指定例を次の図に示します。
図9-21 Connector属性ファイルの指定例(javax.jms.MessageListenerインタフェースを使用する場合)
メッセージリスナのインタフェースとして任意のインタフェースを使用する場合の属性ファイルの指定例を示します。
ここでは,次の図に示す構成を例にして説明します。
図9-22 任意のメッセージリスナインタフェースを使用したMessage-driven Beanおよびリソースアダプタの構成例
この例では,リソースアダプタが次に示す二つの独自のインタフェースに対応しています。
アプリケーション統合属性ファイルの指定例を次の図に示します。
図9-23 アプリケーション統合属性ファイルの指定例(任意のメッセージリスナインタフェースを使用する場合)
Connector属性ファイルの指定例を次の図に示します。
図9-24 Connector属性ファイルの指定例(任意のメッセージリスナインタフェースを使用する場合)
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